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家の2階の部屋が上手く活用できていなかったので、大掛かりに模様替えをして練習部屋にしようかと目論んでいます。

模様替えの様子はまたの記事にしますが、楽譜の整理をしているとなつかしい教本が出てきました。


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私がギターを始めたときの教本です。
始めたのは1985年7月で、最初の課題の日にちのメモが7月10日になっています。
そして、教本の最後が11月17日になっていました。

4か月ちょっとで教本1冊終了していたようです。

楽しくて一日中ギター弾いていましたからね。
かといって、家に籠っていたわけでもなく、夕方暗くなるまではサッカーや野球で公園で走り回っていました。

こんな回想をしているから部屋の片づけが進まない!!!

明日は、スペインギターコンクールのテープ予選です。
 
 
 
曲は、ソル作曲の20のエチュードから第2番です。
 
 
エチュードですので、比較的みる箇所は分かりやすいかと思いますが、第2番はそんなに難しくない曲なので、差が出にくいのかなとも思います。
 
明日、じっくりやってきます。
 
 
 
 
 

月刊現代ギター誌のテクニックレシピのコーナーの動画が公開になりました。

今月は右手のオルタネーションについてです。
オルタネーションとは交互という意味。指を交互に弾く際のコツについてです。

どうぞご覧になってください。

http://www.youtube.com/watch?v=GfNLGVSO55k

興味深いニュースを見ました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120104-00000304-yom-sci


ストラディバリなどの名器と現代の良い楽器を比べたという記事。見えないようにして演奏家などがどの音が良いかを当てていくというもの。

現代の楽器の方が良い音だという評価が多かったようです。


ギター文化館の銘器でCDを作成した私が言うのもなんですが、ギター文化館でも似たような企画をしたことがありました。
収蔵楽器とアマチュア制作家の楽器や量産ギターを代わる代わる見えないようにして演奏し、どの音がどの楽器かを当てていくというものでした。

その時は、トーレスの楽器を言い当てた人は1-2人しかいなく、アマチュア制作家の楽器の音をトーレスだと答えた人が数人いました。ある意味、先入観は怖いものだと思った会でした。

たとえば、トーレスやアルカンヘルなどを持っているとそれだけで、素晴らしい!と言われる傾向があるということも事実だと思いますが、実際に音楽は、楽器の音だけではなくて弾き手によって聴き手に与える効果が非常に大きいと思います。もちろん、それを底上げしてくれるのが楽器であり、曲であり、会場、聴衆などいろいろな要素だと思います。
ただ私たちは、その中でも、楽器は弾き手がじかに扱うアイテムであるから、良い楽器を求めていくことになります。

私の感覚では、トーレスでブローウェルやピアソラ、また、バッハを弾いてもなかなか良い効果は得られない気がします。その一方で、先に録音したような名器5本は、その当時の音楽にぴったりとくるもので、それにちなんだ企画など特化した会だと絶大な良さを発揮すると思います。

現代の制作家は、現代音楽だけでなく、過去のどの時代の音楽を演奏しても良い効果が得られるように試行錯誤して制作していると思います。
だから、我々現代の音楽家としては、同時期に制作している制作家と共に良いものを作り出す努力をしていく必要があるんですね。

現在、日本の制作家はとても素晴らしい楽器を作ると実感しています。

昨年と一昨年にスペインに行った際も、日本人の制作楽器で行きましたが、どの演奏会場でも多くのスペイン人がとても音色を気に入ってくれたようで、演奏後、楽器を見たりして集まっていました。私としては、それがスペインで演奏するにあたっての目標だったので、「してやったり」でした。

これは決して海外の楽器が良くないと言っているのではなく、偏見にとらわれてはいけないといけないということです。まあ、これは楽器に限らず何に対してもそうですけどね。

ちょっとまじめな話になってしまったので最後に・・。

「楽器は好みで選べばよい!!」

次号のギタードリームに掲載予定のトリオを編曲しました。


スコット・ジョプリンの「エンターティナー」です。

とても有名な曲で、ジョプリンは黒人では当時なかなかきちんとしたクラシックの勉強をしにくい時代でしたが、そんななかで活動をしていた人です。

おそらく近いうちに録音もあることでしょう。


そういえば、自分で発言するのも恐縮ですが、「音彩」とても好評のようでとても嬉しく思います。


自分としても、一応は納得できる演奏にはなっている感触です。
もちろん、まだまだだなあと思う部分はありますが。

日々精進ですね。


先日のコンサートで言われて嬉しかった言葉。

大聖堂は「パイプオルガンのよう」
バッハは「鍵盤っぽかった」

私にとって、とても嬉しい感想をいただきました。
なにせ、パイプオルガンや鍵盤のように聴こえるように目指していますから。
やはり、これが「ギター」としてではなく、その先の段階を目指すことが面白いんですね。




自分で良く弾けていると感じる時は、皆さんはどのように感じるのでしょうか。

私の場合は、練習とおり、イメージとおり演奏できているときは、手や指で弾いている感覚はなく、頭でイメージを描いたら即、音になっている感覚です。

基本のテクニックなどを細かく検証したりしますが、それはあくまでも機械的にチェックしているということです。

テクニックはいわゆる、機械的なツール。
自分自身がその動作を操る司令塔です。

ただ、イメージがあっても、そのとおりに手が動かなければ、その機械は限界にすぐに達してしまいます。

だから、テクニックはとても大事なんですね。

テクニックレシピでも今度使う言葉ですが、ソリッドにすることは・・・。

まあ、それはレッスンの時にでも具体的に体験しながら^^

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