2013年04月

日が変わってしまいましたが、24日の水曜日、ホマドリームで3重奏の録音をしました。
ギター・ドリームに掲載される曲の録音で私の編曲です。


前号では、クライスラーのシンコペーションを収録するということをブログ上でも紹介しました。ところが、著作権の問題で掲載が出来なくなってしまった経緯があります。

なんでも、いまだにクライスラーの著作権が有効であり、権利を持っている出版社からの許可が下りないため、掲載することが出来ないということが分かったのです。

シンコペーションについては皆様にご迷惑をおかけいたしました。



さて、今号は、ポンセの小品を2曲。

ガヴォット
スケルツィーノ・メヒカーノ

です。
どちらもポンセの曲では良く知られているものです。

今日は、竹内永和さんと佐藤弘和さんとのトリオで録音しました。

私が使用した楽器は、三浦隆志さんの2012年製のギターです。

お楽しみに!!

今週末に行う講習会では、尾尻先生とジョイント形式でウェルカムコンサートをします。

これは、参加者が対象の演奏です。

そのコンサートは大半が2重奏です。
今日、その2重奏の曲目のリハーサルをしました。

当日は、会場に到着していきなり演奏する格好です。出だしはランクラージュマンで、冒頭のカンタービレが上手くいけばなんとかなるね、と話しながら練習しました。

ところが・・・

リハーサルが終わってから気がつきましたが・・・


出だしは、私のソロ‼
ではないか‼‼

きっと2重奏はなんとかなるでしょう。
ネックはソロだということに気がついた今日この頃です(笑)。

もう一つ気がついたこと。

プログラムが時間内には終わらない可能性が・・・!

すべてプレストで弾くわけにもいかないし。
ソロを尾尻先生と、せえの!!と同時に弾く訳にもいかないし。

まあ、気楽に行きましょう。

5月3日から5日まで、ギター文化館で毎年行われているシニアギターコンクール&フェスティバルに参加してきます。

3日は講習会
4日はコンクールの審査
5日は銘器コンサート

です。

コンサートは、藤井敬吾さんと、北口功さんとご一緒にジョイント形式で行われます。
ようやく私も演奏曲目を提出しました。

で、先ほどギター文化館のブログを拝見してみるとコンサート全体のプログラムが紹介してありました。




藤井敬吾≪使用楽器=サントス・エルナンデス/ミゲル・ロドリゲス≫
・G.A.ブレシャネッロ/組曲イ短調
・D.アグアド/6つのコントラダンス
・F.ソル/3つのメヌエット
・A.ピアソラ/アディオス・ノニーノ

北口功≪使用楽器=アントニオ・デ・トーレス/ドミンゴ・エステソ≫
・シューベルト/セレナーデ
・タレガ/アルハンブラ宮殿の想い出
・バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番より
  アレマンダ・ドゥーブル、テンポディボレア・ドゥーブル
・バリオス/森に夢見る

角圭司≪使用楽器=マルセロ・バルベロ祇ぁ織侫螢▲鵝Ε乾瓮好薀潺譽喉
・魔笛の主題による変奏曲/F.ソル
・もしも私が羊歯だったらによる変奏曲/F.ソル
・大聖堂(A.バリオス)
・11月のある日(L.ブローウェル)



自分の演奏曲がどなたとも重なっていなくて良かったなあと思いながらブログを拝見していましたが・・・


あれ・・

私がプログラムの最後??

もし紹介されている通りの順なら・・・

頑張らなければ!!

火曜日は休みだったので筑波山に登ってきました。
 
「東に筑波、西に富士」という言葉もありますが、霊峰として知られた山ですね。
いつもは登りはトレッキングで下りはケーブルカーを利用していました。が、今回は、登りも下りもトレッキングをしました。
 
トレッキングポールも増やして2本で臨みました。
 
登りは御幸ヶ原コース、そして、標高877mの女体山の頂上まで行き、帰りは白雲橋コースで戻ってきました。
御幸ヶ原コースは結構標高差があり、比較的標高の低い筑波山の中でも険しいコースのうちに入ります。白雲橋コースは、そんなには険しくはありませんが途中には傾斜のある個所もあります。
 
気が向いたときに行く程度の私にとっては、これでも十分に楽しめるものです。
 
とは言っても、トレッキングシューズではなく、普通のアウトドア系のブーツで登るのは結構鍛えられます。というのは、私が使用しているブーツはとても重いのです。片方で1キロ以上はあると思います。
 
ふらっと出かけて登ってきましたが、かなり良い運動になり心地よく疲れてきました。
 
 
帰りの車で、運転しながらラジオを聞いていると、華原朋美さんが番組に出演していました。
7年ぶりにシングルを発売したことについてのお話でした。
 
ポップス界のトップを走り抜けていましたが、いろいろな出来事で一線から退いていたエピソードを語っていました。退いていた内容や理由は、結構知られていることではあると思うので私はここでは触れません。
 
ただ、彼女がインタビューで語っていたなかに、
 
「あの時期は、私は人間ではなかった」
 
という趣旨の話をしていました。
 
聞けば聞くほど、苦難の道で、それが自身の弱さから自ら置いてしまった状況だったにしても、本当によく立ち直ったと思いながら聴いていました。
 
そして、紹介された新曲が「I Dreamed a dream」。
 
彼女の歌を聴いて、自分も感傷モードになってしまいました。
以前は、あまり華原朋美さんの歌は聴いていませんでしたが、このラジオから流れてきた歌は、ゾクゾクさせる素晴らしい歌だと感じました。
 
ただ単に上手いだけではない。
本当の苦しみを経験したからこそ、滲み出てくる何かがあると感じました。
 
歌詞は、かなり深刻な内容ですが、ラジオで語っていた話は、そんなことを思わせないとても前向きで明るい華原さんでした。
 
新曲を耳にして、すっかり華原朋美さんの歌が好きになってしまいました。

今日はギター文化館でレッスンでした。

5月の連休中に行われるギター文化館のシニアギターフェスティバル&コンクールにおいて、名器コンサートが行われます。

そのコンサートは、5月5日の午後3時からで、藤井敬吾さんと北口功さんと私によるジョイント形式でのコンサートとなります。

そして今日、私が担当する楽器が決まりました。

私が演奏する楽器は・・・

*マルセロ・バルベロ(1936年制作)
*フリアン・ゴメス・ラミレス(1912年制作)

の2本です。
一昨年前に録音をしてから久しくそれらの楽器たちには触れていなかったので、今日のレッスン終了後に久しぶりに試奏をさせていただきました。

イメージ 1


写真で演奏しているのは、フリアン・ゴメス・ラミレスです。弦長が610mmなので、普通のギターよりも大分小さいです。

舞台で早速、合宿に向けて練習しているソルの「もしも私が羊歯だったらによる変奏曲」と、バーンスタインの「ウエスト・サイド・ストーリー」を弾いてみました。

夕方の誰もいない館内の舞台での練習ですが、頭をコンサートモードに入れて目の前にお客さんがいるようなイメージをします。すると誰もいないのに緊張をしてくるのです。

自分が緊張するようにしてから弾いてみると、練習箇所で仕上がりの弱い部分が浮き上がってきます。

合宿での演奏まであと2週間弱。

自分の現在練習している曲の課題は確認が出来たので、最終調整としての練習に入ります。


そうそう、練習の話になってしまいましたが・・・

藤井敬吾さんは、サントス・エルナンデスとミゲル・ロドリゲス
北口功さんは、アントニオ・デ・トーレスとドミンゴ・エステソ

をそれぞれ演奏する予定となりました。


5月5日。
皆様、是非、お越しくださいませ。

↑このページのトップヘ