14日のライブが終わり、15日は完全オフ日。
この貴重なオフ日。何をするか直前まで迷いましたが、かねてから行ってみたかった日本最北端の地を目指してみることにしました。

15日は早朝に札幌近郊から出発。日本海側の道をひたすら北上しました。
出発地から宗谷岬までは400キロ弱あったでしょうか。

まあ、なかなかな距離です。
ある方から、稚内の手前に豊富温泉があるということを聞いたので、途中寄ることにしました。
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日本最北端の温泉郷とのことです。
原油質のお湯なので、石油のにおいがプンプン。
入ってみると、とても温まります。

このような湯質の温泉は初めてなので、とても楽しむことが出来ました。

豊富温泉から稚内はもうすぐです。と言っても40キロはありましたね。
稚内市内を抜けて、一路最北端へ。

そして、念願の最北端の地。
着いてみるとそれなりに観光客がいます。

写真など撮りたい欲求を抑えて、まずは聞き込みも兼ね最北の食堂へ。
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「食堂 最北端」

インパクト抜群です。
そこで頂いたホタテラーメン(塩)
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これは今まで食べた塩ラーメンでトップクラスの美味しさでした。

会計の時、お店の方に、普通の観光では行かない様な穴場を教えて欲しいと聞くと、、、。
教えてくれました!!

「白い道」

という所。
砂利ではなく貝殻を敷き詰めた小道とのこと。

白いカミニートだ!! なんて(笑)

やはり、地元の人と会話するのが旅としては良いですね。
さて、その白い道に向かう前に、最北端の碑を観に行きました。

まず、観光案内所に緯度が表示されています。
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そして、最北端のモニュメント。
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この日は、稚内地方は雨との予報でしたが、私が廻った所は、タイミングよく雨が降らずでした。降っても移動中だけでした。

ここから海の向こうを眺めるとサハリン(樺太)が見えました。

その樺太には、間宮林蔵が渡ったことで知られており、その像もありました。
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間宮林蔵は徳川家のお庭番だったそうですが、樺太の調査のため、宗谷岬から樺太に渡ったそう。
隠密だったとの話もあるようですが、渡る少し前に、会津藩が樺太出兵をしていたことがあるので、調査という名目の偵察だったのかなとも推察出来ます。

そういえば、間宮林蔵の生家は、つくばみらい市にあります。
竜ヶ崎のレッスン場から車で15分程度の所です。
今度、生家にも行ってみようと思います。

宗谷岬から3キロほどの所に、間宮林蔵が渡樺していった地点があります。
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宗谷岬の間宮林蔵の像は、観光客であふれていましたが、この渡樺出発地には誰もいませんでした。

港でもなんでもない浜です。

この後、白い道を探しました。
そんなに難しくはないのですが、グーグルマップにも載っていない道だそうでワクワクします。

程なくして、白い道を見つけました。
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陽の光が当たっていないから写真だと真っ白には見えないですが、実際は本当に白いです。
人は私以外には2人しかいませんでした。

まさに穴場!!

のんびり歩いてみたかったのですが、路肩に「熊出没注意」と書いてあったので、車からほとんど離れず撮影(笑)。

稚内を後にして宿泊地である留萌へ。
留萌では美味しいお店を見つけました。
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いくら親子丼。

かなり走行しましたが、疲れを感じないほど有意義な一日でした。