ベトナムツアーの記事はこれを含めてあと3つほどになります。

10月19日の午前中は、小観光を行いました。行った先は文廟(孔子廟)。約1000年前に建てられたもので、屋根の瓦一つ眺めてもその歴史を感じることが出来ます。

イメージ 1


イメージ 2


施設の奥では民族楽器の演奏が行われていました。
また、アオザイという民族衣装を纏った学生が沢山おり、何かの行事かなと思って案内役の方に聞いたところ、6月頃の卒業時の記念写真をこの時期に撮りに来る学生がいると説明をしてもらいました。

なかには、写真集をとるアイドルのようにポーズを取ったりしながら専属カメラマンと撮影している学生もいました。

我々は・・・・!!
普通に記念写真^^

イメージ 3


それから、チェ(CHE)の美味しい店に。

ココナッツミルクに果物やタピオカの様なもちもちっとした具材が入っている美味しいデザートです。
私が食べたのは、「バナナマンゴーのCHE」。

甘くておいしかった~(笑)

イメージ 4


スイーツを食べるのに夢中になり、写真を撮るのを忘れてしまいました。代わりと言ってはなんですが、CHEの店の2階から撮ったショットです。↑↑

夜は、ハノイの文化センターで現地のギターリスト、Nguyen Van Phucさんとジョイントリサイタルを行いました。

イメージ 5


舞台にはソビエトとベトナムの国旗の象徴、それからホーチミン氏の肖像が飾られています。このような舞台で演奏することが出来るのは、気が引き締まる思いがしますし光栄に思いました。

前半は、Phucさんが演奏していきますが、ベトナムでのコンサートは休憩がないので前半が終わると立て続けに私の演奏になります。
舞台裏では、誰も呼びに来てくれる人はいないので自分で舞台の進行を窺います。
今までの経験上、裏方が呼びに来てくれるのは日本だけの気がするのは私だけでしょうか。

そんなこともあり、前半の様子を見に客席の後ろにそっと入りました。

すると・・・・

皆が私を注目!!

おいおい、私でなくPHUCさんの演奏を見てくれ~と思いながら客席脇に立っていました。
ところが、少し立っていると、女性が客席から立ち上がって近づいてきます。

なんだなんだ??

と思っていると・・・

「姪と写真を撮ってもらえますか?」

とカメラを出してきました。
これにはびっくり!!

コンサート後に撮ることを約束して自分の演奏に集中しました。
300-400人入るホールは満員。
しかも、普段は途中で半分以上の方が帰ってしまうという中で、終演までほとんどお客さんが帰らなかったことはとても嬉しく思いました。

舞台から控室までは一旦受付のある廊下に出なければならないのですが、演奏が終わってから出ると、人が沢山集まって来てくれて控室に戻れなくなってしまいました。

ここで一番最初に駆け寄ってきてくれたのが、客席で写真を頼んできた女性とその姪っ子さんでした。ほかにもたくさんの方と写真を撮りました。
演奏をして、拍手を沢山もらう時もそうですが、このように皆さんが祝福してくれる時は嬉しさとともにホッとする瞬間です。

写真を撮りサインに応えている合間に、控室の方向に目をやると、私のところよりももっと大きな人だかりがっ!!

アンコールで日本舞踊を舞った佳乃子さんではないか!!

なぬ!!
こっちがメインなのに・・・(笑)

まあ、そりゃあ、自分が客だったらあっちにいくだろうなあ(笑)なんて。

と、こんな感じで、沢山の人と話して写真を撮っているうちに時間が経ち、会場からは閉館だとうながされ追い出されるように会場を後にしました(笑)。