11月14日は、前日同様マドリッドに滞在しましたが、ここで最初のコンサートを行いました。

 マドリッド市内にアテネオ劇場があります。場所は大通りからは少し入ったところにありますが、セゴビアがデビューリサイタルを行ったホールです。また、アルベニスもここで演奏をしたという由緒のあるホールですのでとても緊張しました。

 ホールはとても趣のある内装で、400席ほどありますが音も後ろまでよく聞こえます。


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ここでのコンサートでは、マリア・エステル氏と手塚健旨氏、高木洋子氏とのジョイント形式でした。カンパニージャもこのコンサートで出演しました。


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 私がコンサートの最初に演奏しましたが、セゴビアのデビューコンサートと同じ舞台で演奏出来たことは、言葉で言い表すことが出来ないほど嬉しいことでした。
 演奏についても、自分ごとですが、マリア・エステルが良い評価をしてくれていたと聞いて少しホッとしました。

 
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