ギター文化館の派遣という形で、11月12日から23日までスペインに演奏に行ってきました。全11泊の工程で演奏と観光の両方があり、連日忙しくも充実した時間を持たせていただくことが出来ました。
一度では紹介することが出来ないので、少しずつ紹介していきます。
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12日はちょうど昼頃の飛行機でアムステルダム経由でマドリッドに向かいました。12日は移動のみで、13日は午後からトレド観光があるのみでしたので、午前はマドリッドの散策をして練習です。
13日の朝は時差ぼけのせいか、6時ころ起床。8時くらいから散歩を兼ねて街を歩いてきました。
ホテルの裏に大きな公園がありましたが、そこには2つの御殿とモニュメントがあります。
ホテル側から歩いて行くと、最初にガラスの宮殿にたどり着きます。名前のとおり大部分がガラスで覆われています。
そのガラスの宮殿のすぐ近くには、ベラスケスの宮殿があります。
さらにそこから数分進むとアルフォンソ12世のモニュメントが見えてきます。それにしてもとても広い公園です。アルフォンソのモニュメントの前には池があり、ボートの練習をしている学生がいました。
公園をまっすぐ歩いて行くだけでも20分くらいは歩いたと思います。ホテル側とは反対から公園から出るとすぐにアルカラ門があります。
アルカラ門を見た後も少し時間に余裕があったので、さらに足を延ばしてみました。
しばらく行くと大きな交差点に出ましたが、その一角には素晴らしい建築のスペイン銀行がありました。
ヨーロッパが初めての私にとっては、街のどこを切り取っても絵になると思うと嬉しくなってしまい、初日のマドリッドの散歩だけでも沢山の写真を撮りました。上記の写真のほかには、スペインの国会議事堂、プラド美術館などの前を通ってホテルに戻りました。
午後からは、一緒にスペインを行動するカンパニージャと観光で同行する方々とトレドに行きました。スペインにいくならば、トレドは必ず行ったほうがよいという街だそうです。
マドリッドの主要駅アト-チャ駅から新幹線に乗って30分ちょっとでトレドに着きます。
トレドの街は全体が城壁で守られている作りになっています。そしてその中に住居や大聖堂などもあります。いわゆる総構えと言ったところでしょうか。
8世紀初頭から400年にわたってイスラム教徒によって支配されユダヤ人とともに歴史が作られたというところなんですね。
街の道は小道がほとんどで車が1台通れるくらいです。
とてもきれいな街でまるで映画のセットのような気がしてしまいます。
街の中ほどには大聖堂があります。1226年に建築が始まり、1493年に完成したという大聖堂です。中に入ると装飾も素晴らしく(撮影禁止でしたので写真がありません)、奥にはグレコやゴヤの絵もありました。
街の中ほどには大聖堂があります。1226年に建築が始まり、1493年に完成したという大聖堂です。中に入ると装飾も素晴らしく(撮影禁止でしたので写真がありません)、奥にはグレコやゴヤの絵もありました。
帰りも行きと同じく新幹線でマドリッドまで戻ってきました。
それでは、スペイン演奏旅行記2へと続きます。