2007年04月

今日はフラメンコギタリストの吉川二郎さんのコンサートを観ました。


踊りの伴奏、歌の伴奏などいろいろな形態がありますが、フラメンコギターのみでのコンサートを主としている演奏家です。前半にオリジナル、後半にクラシック曲の編曲ものを演奏されました。後半では、パートナーの野口久子さんとの2重奏。素晴らしかったです。

そんなお2人が使用している楽器は、ビスニエト・デ・トーレス。そう、かの有名なトーレスの曾孫さんが制作した楽器です。ラベルにも大きく曾孫とかいてあるので、本人の名前を忘れがちです、、、。

楽器はクラシックギターとの事ですが、どちらかというと、フラメンコ的な音の出る楽器です。

クラシックコンサートとは一味違った、新鮮な演奏会でした。

昨日、第6回つくばギターアンサンブルフェスティバルが行われました。

皆さん朝早くから集まり、そして夕方の交流会までと、一日お疲れ様でした。

全ての団体を聞くことは残念ながらできませんでしたが、それぞれの個性が伝わってきて、とてもよかったと思います。

すみれとギター文化館 の方々も受付おつかれさまでした。チラシの挟み込みなど忙しい時間帯もありましたが、練習以外で集まることもなかなかないので、団結するという意味でも、グループが、それからグループ同士が一緒にすごしていて、とても嬉しく思いました。

演奏は、練習の状態に大分近い演奏が出来たのではないかと思います。とてもよい出来でした。


またこれからも次回の演奏に向けていきましょう。

独学でギターをされている方に結構みられますが、とてもきつそうな姿勢で弾いていらっしゃるかたをたまに見受けられます。手の形も同様ですが、きちんとした姿勢で練習しないと、上達速度が遅くなってしまいます。


知り合いが太極拳の師範をしていて、大分前から知り合いなのですが、自分が高校の頃、ギターを弾いているところをみて、「姿勢がよくない」と言われました。

その後、先生が変わり、大学生のときに再びみてもらい「大分よくなったけど、まだ軸がおかしい」と言われました。

そして、バルエコのもとで研究し、しばらく経った頃、東京のコンサートに来てくれ、「姿勢がよくなったから音も大分よくなったよ」とほめてくれました。

太極拳の師範をされているだけあって、分野は違っても姿勢が良いかどうかが分かってしまうんですね。その人いわく、軸がぶれているのが姿勢の悪い原因、と教えてくれました。そういえば、バルエコもよくレッスンの中で太極拳のように、と言ってましたね。しかも幾度となく「太極拳のように」と言われました。
それは、姿勢だけのためにいっていたのではないのですが、詳しくは私もレッスンの中で、話そうかな。

そういえば、私も学生のとき、八極拳という中国武術を学んでいました。別に姿勢のためではありません。単に格闘技が好きだったからです。練習がとても辛く、8ヶ月しかもちませんでした。とにかく基本重視で、姿勢、姿勢の練習でした。

「八極拳」というのは、漫画”拳児”で有名になった流派です。清国最後の皇帝、溥儀さんもやっていたんです。そして中国宮廷のボディガードは皆、この八極拳を習得していた、実戦的武術です。もちろん現代では精神を鍛えて、人間性を高めるためのものでありますが。

中国では、人と戦わないために武術を学ぶ、といいます。武術を通して心身を鍛え、人間性を向上させると言うことなのだそうです。だから、K-1のような大会には出てきません。

話が脱線してしまいました。

ギターの練習で姿勢をチェックしながら練習するのは大事で、自分でも出来ます。鏡があればそれが可能です。あとの細かいところはレッスンで。

来る22日(日)につくば市カピオホールで、アンサンブルフェスティバルが行われます。今年は6回目であり、つくばを中心として、周辺地域でのギターの盛んな様子がうかがえます。

私関連の団体は2団体。「アンサンブルすみれ」と「ギター文化館アンサンブル」

すみれは龍ヶ崎、牛久地域から集まっているレディースアンサンブル。水曜日の昼に練習しています。

ギター文化館アンサンブルは文字通り、ギター文化館に集まるギター好きメンバーで構成されています。

楽しく演奏できればよいと思います。どちらもメンバー募集していますので、興味のある方はお気軽に声をかけてください。

先週はミュージック・プラント、そして今度の日曜はアンサンブルの催しものと、発表会が続きます。

お楽しみに。

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今日ミュージック・プラントの発表会があったので行ってきました。合同発表会なので、エレキ、アコースティック、ベース、ドラムスなどの生徒さんが一堂に会し、演奏しました。クラシックギター科からは1名の生徒さんが演奏しました。

なんだか、アメリカで教えていたところの発表会にそっくり。例えば、ドラムスの生徒さんが演奏するときは、ギター、ベース、ボーカルなどを各先生方がサポートメンバーとして、演奏するのです。だから、生徒さんにとってはとても嬉しい内容だったのではないでしょうか。

私も伴奏として、サポートしました。演奏曲は「G線上のアリア」。

バンドの合間の演奏だったので、マイクで音を拡張してもらいましたが、AKG451EBのマイクをはじめ、素晴らしいエンジニアのお陰で、ナチュラルな音で演奏することが出来ました。ありがとうございました。

やはり、ジャンルを越えて交流をもてるのはいいことです。特にクラシックをやっている人間としては、リズム感を鍛えるためにもロックはジャズなどは聴いたほうがいいと改めて思いました。

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