茨城県守谷市で音楽カイロプラクティックとしての演奏姿勢講座とミニコンサートが開催されました。

楽器をしていると、その楽器ならでの姿勢や習慣によって様々な症状も出ることがあります。

カイロプラクティックの資格をとったからこそ可能になる説明や体感を入れて進めていってみました。
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カイロプラクティックでは施術だけではなく自己ケアも重視しています。
むしろ、生活習慣の自己ケアをいかにおこなうかがかなり大切になり、その部分をお伝えしたく思っています。
それに加えて、カイロプラクティックの知識を活かして演奏姿勢をみていくのが加わり音楽カイロプラクティックとなります。

内容は深いものですが、とにかく分かりやすく、そしてカイロの体感もしてもらえるように構成しました。

皆様、軽くなる!などの感想が出ながらの進行なので、やっていて和やかで私としても楽しい。
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その後はフリーコンサートで、各演奏者ごとにコメントをさせて頂きました。

最後はミニコンサートをさせて頂きました。

どうもありがとうございました。

ギターの演奏で欠かせない技術のスラーについて動画を投稿しました。

スラーは左手指で音を出す技術のことをいいますが、指で弦を叩いて出す方法をハンマリング、ハンマリングオンと呼び、弦を弾いて(はじいて)出す方法をプリング、プリングオフと呼ぶこともあります。
しかし、これらはアコギやエレキの分野で呼ぶことの方が多いかもしれませんね。
クラシックギターでは、それらの出し方をまとめて「スラー」と表現しています。

スラーで音が出にくい、疲れる、手が痛くなるなど苦労されることが減るようにスラーの解説をしてみました。
スラーは滑らかな音の流れを作るためだったりするので、上記の症状が出るということは力んでいる可能性も高くなります。力んでしまえば、滑らかさ(軽やかさ)を出すことがその分困難にもなるので、いかに余計な力を入れずにスラーをしていくかが鍵になってきます。

ハンマリングという表現のとおり、指を振り落としていくと、押弦する力をほとんど使わず(意識せず)に音を出すことが出来ます。その意識すべき点は振り落とすこと。そして、ここからが大切ですが「弦を叩く」のではなく「指板を叩く」というふうに意識すること。

「弦を叩く」と意識すると、指を振り下ろした際、指が弦に触れる瞬間に振り落とした勢いが減ります。そうすると発音しなくなるか発音しても弱い音になってしまい可能性があります。

それに対して「指板を叩く」ように意識すると、指が弦に触れた瞬間に勢いが削がれず、しっかりと発音します。上手くいくと、弱く振り落としても小さな音でも音の輪郭がはっきりとしてくるので、スラーの音の強弱のコントロールも自在に出来るようになります。

是非動画をご視聴になり参考にして頂けたら嬉しいです。

昨日15日は久しぶりに大阪で演奏致しました。

大阪に来たのは2年4ヶ月ぶり、松岡滋さんと演奏させて頂いたのは3年ぶりです。

コロナ禍の影響で、すっかり演奏の機会は減ってしまいましたが、正直に書くと、その間、レッスンでギターを触ることはあってもそれ以外で弾くことをしていませんでした。

この期間はギターのことを考えないようにしていたり、時には離れた位置からギターのことを改めて考えてみたりなど、今の期間では音楽人生ではなかなか持つことの出来ない時間だと捉え、そのように過ごしていました。コロナ禍後の影響も見回すと荒れた時世はしばらく続きそうなので、成るように成るという心持ちが必要なのだなと感じるばかりです。

時が経っても温かくお迎え下さったギターの松岡滋さんと、フルートの北崎一恵さんには本当に感謝するばかりです。

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癒やしの部屋というサロンで、2回公演。
2回とも充実した時間を頂きました。

松岡さんと二重奏
北崎さんと二重奏
3人で演奏

松岡さんのソロも聴けてしまう、お洒落なおせち料理!を戴いている様な素敵な構成でした。

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この写真はリハーサル時の北崎さんと松岡さんの二重奏。

2回のどちらの公演もほぼ満席で多くの皆様にお越し頂きました。
そして、私のくだらないMCにも微笑んで下さったりと、やはりライブは良いなあと思いました。

沢山のCD、著書もご購入頂きありがとうございました。

皆様、ご来場頂ましてどうもありがとうございました。

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