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8月26日は、札幌の道立文学館でコンサートでした。

旭川から札幌まで走りましたが、高速だと2時間かかりませんでした。
札幌に着くと、早速リハーサル。

今回のコンサートでは、佐藤弘和さんの作品を沢山演奏しました。それも2重奏や3重奏。
私は、亀岡さんとはHello Thailand!!。山本さんとは、佐藤編のドリー(フォーレ)。

3重奏では、
Dear Friends
光の街
それから、佐藤編でロンドンデリーの歌。

亀岡さんと山本さんの2重奏では、遠い谷の日を演奏。
やはり、どの曲も良いです。

リハーサルの休憩中に、近所のお茶屋さんへ行ってみました。
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一つのカップに2種類の抹茶アイスが入っており、とても美味しいです。
ブログをアップしている今、気が付きましたが、カップが音符ですね。

さて、曲目ですが、26日は私のソロは20分の予定。

ですが・・・

弾きすぎてしまった模様。

打ち上げは会場近くのレストラン。
お手伝いをしていただいたお二人も一緒にワンショット。
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会場は、満席となりました!!

御来場頂いた皆様、どうもありがとうございました!!


8月22日から29日まで北海道ツアーに行ってきました。
北海道は何度も行く機会を頂いておりますが、今回は、初めてフェリーでの移動を選択しました。

電車か船で移動しようと決めていたのですが、北海道入りしてからの自由度を考えて、フェリーに決めました。車も載せて^^
イメージ 1さんふらわあ さっぽろ号です。

茨城県大洗市と北海道苫小牧市を結ぶ商船フェリーです。
チューリップウッドギターが船に乗るのは初めてですが、自分の車が載るのも初めて。

チェックインは車なしの乗船客よりも早く行います。
ですので、港での待ち時間はそれなりにあります。
しかし、船移動が初めての私は、どのような流れで車を積み込むのかに興味があったので観察をしていたらあっという間に時間が経ってしまいました。

まずは、トラックから先に積み込みがありました。
そして、バイクや自転車。その後に乗用車です。

大洗発は18時30分でした。
17時過ぎに船に乗り込み、船室に入ってからざっと船内を歩き回りました。
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往路の部屋は洋室。

貸し切り状態なので(笑)、使い放題・・・。
部屋に入って思ったのですが、音楽院時代の寮の部屋とベッドの並び方が同じ!!

ということで、昔の習慣が呼び起こされたのか、かつてと同じ側のベッドを使用(笑)
部屋にはテレビもあります。
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出港時は甲板に出て、岸を離れるのを見ていました。

レストランは出航前の18時から始まっているので、甲板からレストランへ直行。
その後は、ひたすらのんびり。
海を横目にギターを弾くのも良いものです。

移動中に練習が出来て、ちょくちょく船内を散策出来るのは、気分が休まります。
普段は、新幹線や飛行機で遠方に行くので、時間に急かされないのが、とても貴重に感じられるのです。

苫小牧着は23日の13時30分。
札幌に移動して、共演する亀岡三典さん、山本朝香さんと合流してリハ。

24日もリハ・リハ・リハ。
夜は、エスコバル氏のコンサートを拝見しに道立文学館へ行きました。
ギターの音が客席ではどのように聴こえるのかがよく分かり26日の私たちの道立文学館コンサート対策も万全。

25日は、旭川に移動。
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旭川市駅前の買い物公園。
もう何度も来ている所なので、歩くだけで楽しいです。

午後からはレッスン会をさせて頂きました。

愛好家から子供さんも受講されました。
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写真は山本朝香さんのブログからです。

連日、多くの方とお会いしましたが、旭川でも何名もの方とお会いしてとても楽しい話などお聞きすることが出来ました。




三管一弦コンサート、無事に終了いたしました。
6月29日は 千葉県野田市の平左衛門
7月1日は 茨城県土浦市のAMORで行いました。

様々な曲を演奏し、とても有意義で楽しかったです。
フルート・ケーナ・オカリナと、タイプの違う管楽器が合わさり、その特徴の違いの効果なのか、音が厚く聴こえます。

編曲も各楽器の特徴が打ち出せるように、考えなければならない部分もありますが、そこが私たち自身の準備段階・演奏での醍醐味でもある気がします。

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コンサートは両日とも2回公演でしたが、どの公演も多くの皆様にお越しいただき、全4回演奏のうち3回が満席となりました。
お越しになりました皆様、どうもありがとうございました。

次回は、新春にコンサートを行おうという計画になっています。
また、どうぞよろしくお願い申し上げます。





前記事では、どのくらいの時間練習するかという事よりも、いかに密度の濃い集中した練習をするかと言いました。

実際には大きく分けると2つの練習があります。

1.ギターを持った時の練習
2.ギターを持っていないときの練習

練習内容は人に見せるものではないので、紹介はほとんど出来ませんが、日常生活で無意識にしていることを少々。

例えば、車などを運転している時。
・近づいてくるある目標物を定め、そこを通過するまでにワンフレーズをぴったりのタイミングで歌う・・・とか。

・ブレーキを踏むときは、rallでブレーキの加減を変えないでピタリと止まるようにするとか(その間、もちろん練習している曲の一節を歌いながら)。

・運転している時は、私にとってギターの最大の練習時間です。
 頭の中で、すべてを演奏する。時には頭の中で運指の変更をしたりもします。

細かいことを挙げると、数えきれないので書きませんが、実際には、日常生活での動作のほとんどが、無意識のうちに音楽に作用されている感覚があります。

あとは、ギターを持った時に再現すれば良いのです。

ここからは余談のような内容ですが・・・

もちろん、そこに至るまでには、レッスンで色々と修練をさせられました。
よく先生に言われたことは、「考えろ!」です。

そして、「練習しろ」ではなく、「修練しなさい」と言われました。

先日書いた記事で、一つの音について、何度も何度も音色を追及するレッスンがあったということに触れましたが、まさにそこが修練の入り口です。
そういったことを私にぶつけてくる生徒はなかなかいないのですが、その子のおかげで、少しだけ書く気持ちになりました。

一度のレッスンで、一行しか見てもらえなかったという事をしばしば耳にすることがありますが、そういったレッスンは、受講生にとっては非常に素晴らしいことです。

なぜなら、私たち音楽家は曲を教えているのではなく、音楽を教えているからです。

あ~・・・。
言葉だと説明しきれません(笑)

ある時、私はバルエコ先生にある希望を言ったことがありました。
「GFAコンクールを受けたいのですが良いでしょうか??」

その時のバルエコ先生の答え。
「ケイシは、コンクールで賞が欲しいの?それとも音楽を勉強したいの?」

なぜそう言われたのかも説明してくれました。
「レッスンは時間の限りがある。その中で音楽を教えてあげたい。」

コンクールは、ある意味で目標の指標になることはある。
しかし、本当に音楽を追及するなら、コンクールに時間を費やすのはもったいない。

審査員もやっているのでこう言うことを発言するのは複雑ですが、音楽家としてはそう思います。

そう考えると、楽器を持っての練習、持たないときの練習は、「音楽」をするためです。
抽象的な話ですね。

今日はタイトルにしたように「いつ練習しているのか」ということについて。

時折、人から、「いつ練習しているんですか??」と聞かれることがあります。
コンサートではソロのほかに、ギター重奏や他楽器とのアンサンブルなどあり、いくつかの演奏が重なる時期には、同時に数十曲抱えていることもあります。

そういう時を思い浮かべると、たしかに、「自分っていつ練習してるんだろう・・・」と思うときがあります。

レッスンの日は、一日中レッスンをしていますが、ギターを抱えて弾いているといっても自分のコンサートの曲ではありません。つまり、自分の練習時間はレッスンの合間のみ。

たまにある休日は、ギターから離れたいのでほとんど練習せず。

となると、本当にいつ練習してるんだろう・・・笑。
もちろん、自分自身では、コンサートに向けてどのように準備しているかは分かっています(笑)。ただ、過去を遡るようにして思い浮かべると、「練習」というカテゴリーの時間っていつ確保しているのだろうと、曖昧に思えてしまう。

ここで、私が普段から思っていることですが・・・
私は練習が嫌いです。

本当に練習が嫌い。

ただ、ここで勘違いをして欲しくないのは、練習が嫌い=練習しない、ということではないこと。
そこで常日頃、頭にあるのは、

「いかに楽をして弾けるようになるか」

です。
これも、勘違いしないでおいて頂きたいですが、「テキト~にポロンポロン弾いて弾ければ良いや~」というものではありません。

色々なコンサート、曲目を抱えていると、1曲に多くの時間をかけることが出来ません。
そこで必要になるのが、いかに密度の濃い練習をするか、です。

練習することで大事なのは、一日〇時間弾く、という事ではなく、いかに集中した時間を持つかという事。
子供さんなど、音楽に触れる習慣を身につけなければならないような生徒には、「一日〇分」練習してね、という指導をしますが、自分のように常に音楽の時間という生活では、そのやり方は意味がありません。

普通なら10回弾いて覚えるところを、1回で覚える練習をしていく。

そう心がけて研究していると、あっという間に何時間も過ぎていたりするんですけどね(笑)

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