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全記事で懐かしいホールを紹介した後は・・・


学生の寮です。


ただ、遊んでいる内容は、非常にくだらないですよ。


http://www.youtube.com/watch?v=ew950nTnRzI


この動画はピーボディ音楽院の西棟4階ですが、私は同2階にいました。もちろん、在学していた年は違います。^^


アメリカの学生は、週末になると毎週、かなり遊びます。それもくだらない遊び・・。

平日は勉強に忙殺されるためでしょうか。

それは、よくわかりませんが、私は寮1階のビリヤードをよくやっていましたね。

在米時、通っていた学校、ジョンズ・ホプキンス大学の同窓会に出席しました。


場所は、六本木の霞会館。六本木ヒルズのすぐ近くです。


日本人卒業生によるJHUの同窓会が行われていることを知らず、友人から誘われて初めての参加となりました。
音楽学部であるピーボディ音楽院の卒業生は多くはありません。一学年に1人いるかいないかですので全部でも数十人程度だとのこと。

今回はピーボディからは、3名だけの参加でした。
ピーボディからは、、、というのは、ホプキンスはキャンパスがいくつかに分かれています。世界的に有名なのは医学部です。日本の著名な大学や研究機関からも多くの研究のために日本人が渡米しているようです。

それから、本キャンパスはhomewoodといわれるところ。ピーボディはダウンタウンにある音楽学部です。

仲の良い友人が今回声をかけてくれましたが、この方は以前、当ブログで紹介したエジプト考古学の研究をされている方。

以前のブログは以下を参照ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/47121951.html

お互いに近況の報告をして情報の交換をしました。


ピーボディからの友人は、在米時ほとんどの期間学生として一緒だったNちゃん。それから少し先輩の指揮者平井さん。

とても懐かしかったですね。

2次会は、ヒルズのイタリアンで。

懐かしい面々で盛り上がりました。

アメリカの大学は2月が入試です。そして4月に合格者発表。手続きをして9月から学期が始まります。

自分が受験したのは1999年ですが、そのときはギター科の受験者は60人くらいでした。ピーボディ音楽院のギター科は約50名ほど学生がおり、教授は3名。レイ・チェスター、マヌエル・バルエコ、ジュリアン・グレイの各教授で、どなたもとても研究深くて勉強になります。特にギターの歴史、タブラチュア、そのほか学術的な知識はジュリアン・グレイは歩く辞書といっても良いくらいの教授です。そして、ギターのテクニックについての教授はレイ・チェスターの右に出るものはいないほど。マヌエル・バルエコは演奏家として貴重な指導をしてくれます。

私はバルエコのスタジオ(クラスという意味)に合格することが出来、幸運でした。バルエコのクラスだけは、人数に制限があって、常時6名しか教えていません。つまり、空きが出ないと募集しないということです。自分が受験したときは1名だけ枠があり、何とか入れたというわけです。

ピーボディ音楽院のギター科はアーロン・シェーラーが前に長年教授を務めており、現在の3名の教授はすべてシェーラーの生徒です。ですから、どの教授に習ってもシェーラーをもととした、ピーボディメソッドを研究出来ます。

そのほかに著名なピーボディ出身者は、デビッド・スタロビン、デビッド・タネンバウムなどがいます。そして、私の同級生とその前後には、フランコ・プラティノ、マーシャ・マスターズ、アナ・ビドビック、ベルタ・ロハスらがいます。ギターファンはこの中の一人くらいは名前を知っている方がいるかもしれません。

このとき受験したのはピーボディ音楽院のほかに南カリフォルニア大学のスコット・テナントやウィリアム・カネンガイザーのいるギター科も受け迷いましたが、バルエコに決めました。

やはり、バルエコが第一希望だったのと、出来れば日本人の少ないところで外国の空気を吸いたかったのでそこに決めました。同じ年の入学者で日本人では、どの楽器をあわせてもフルートの子一人だけがいるだけでした。

次回は学生生活について。

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