2019年03月

昨日、仙台に行ってきました。
整備して頂いていた三浦ギターを受け取りに。

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三浦隆志さんの1978年の作品です。
三浦さんが、スペインへ渡る前の貴重な楽器。ヘッドも現在のトレードマークの形状になる前のトーレス形!

音色は、落ち着いた感じで、かつ、力強さと明るさがあり、やはり銘器だなあと感じます。

それにしても、28歳頃の作品でこの凄さ!!

眺めては弾き、眺めては弾き。
いやあ、ギターって本当に楽しい。

そして、、

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ついに本邦初公開、と言って良いのかな(笑)

私所有のチューリップウッドを並べてあれこれ妄想、、。

チューリップウッド(ブラジリアンハカランダ·ロサ)は、幻の木材と言われていますが、現在の楽器(南十字星)を発表する際に、あれこれ調べていた時に、奇跡的に見つけた横裏の木材セット。

三浦さんが、私のCDで説明して下さっているように、チューリップウッドは普通のハカランダと違い、低木。
そのため、ギター用材にする太さにまで育たないとのこと。ですから、ギター用材のための幅が見つかったというだけで奇跡らしく、そんなことから必然的に板目になるというものです。
しかし、その木目が綺麗です。

これだから、色々なことを追究するのは楽しい。

三浦ギター工房をあとにして、カイロの同期の友人と久しぶりに会いました。

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互いの近況や、技術のことなど話していると励まされますね。

日帰りでしたが、充実した一日でした。

少し前に、カイロプラクティックの資格を取得してSNSに挙げたとき、色々な反応を頂きました。

その反応は大まかに分けて2つ。

·ギター辞めちゃうんですか??
·ギターに加えてカイロってさらなるステップアップですね!

このような感じでした。

自分の中ではビジョンが描かれてからカイロを身に着けようと思っていたので、音楽活動における必要な引き出しを増やしただけ、という感覚でした。

とまあ、それは良いとして。

カイロプラクティックの技術と知識を身につけたいと思った理由を少し紹介します。

ギターのレッスンをしていて、演奏の姿勢は普段からアドバイスをしていますが、前から
とても気になっていたことがあります。

それは、

「演奏することは、きちんとした姿勢で演奏をしていても身体そのものに大きな負担がある」

ということ。

演奏前後にストレッチをすることは、必要ですが、それだけでは、何かが足りないと感じていました。

その何かを解決してくれるのがカイロプラクティックだったのです。

よく人からカイロについて聞かれるので、そんな時には、カイロって何かご存知ですか?と逆にこちらから質問することもあります。

皆様は、カイロプラクティックはどういうものだと思いますか?

·整体みたいな感じ
·バキバキする
·マッサージみたいな感じ

などなど、漠然とした答えを聞くことが多いです。

日本では、カイロプラクティックはまだまだ認知されていないんですね。

この記事では、カイロについて、そして音楽カイロとは何かを簡単にご紹介します。

カイロプラクティックは、カイロ「手」、プラクティック「技術」という意味がありますが、徒手で背骨や骨盤を矯正する治療法です。そして、現代では施術と、体操、食餌(栄養)、物理療法の4つ全てを総合的に行うことがカイロプラクティックの内容となっています。

カイロで大事なのは、これが予防、根本医療だということ。

楽器を演奏する人は、楽器をとても大切に扱いますよね。

湿度はどうか、弦の状態はどうか、鳴りはどうか、汚れはどうか、などなど、挙げたらいくつもの事を気をつけて楽器のケアをしていると思います。

がしかし、ご自身の身体については、ケアがなかなかされていない人が多くいらっしゃいます。

私は大丈夫!と言っていても、よく話を聞いていると定期的に病院に行っていたり、肩や腰が辛かったり、、。

カイロは予防や根本を改善させるためのものと書きましたが、なぜ背骨や骨盤を整えると良いのでしょうか。

背骨や骨盤を整えることは、姿勢も改善されたりするので有用ですが、私たちのするカイロプラクティックで目指している目的は「神経の正常化」です。

神経の束が脊髄を通っているので、背骨や骨盤を整える → 神経の圧迫をなくして情報伝達を本来の状態に戻す

ということを目指しているのです。

神経が正常化されると、元々人間には自然治癒力というものが備わっているので、身体を良い状態に戻すことが出来、病気になりにくい、あるいは病気にかかるのを遅らせることが可能になってくるのです。

また、楽器をする私たちにとっては、手指を動かすことにも関わります。

背骨や骨盤が歪むのは生活習慣が大きな原因となりますが、その上で、楽器を演奏することは、さらなる歪みの原因を強くしています。

ギターについていうと、足台を使い、両腕、手は違う動きをし、顔は左を向いていることが多い。

このような体勢ですから、何もケアをせずにいると、必ずと言ってよいほど、身体に不調が現れてきてしまいます。

音楽カイロプラクティックは、上記のカイロの内容に加え、演奏姿勢、演奏前後の体操なども指導内容に入ってきます。

このような事を連ねると不安を煽っているようにも思われてしまうかも知れませんが、普通に生活していても歪みが出てしまうので、楽器をしている人には、特に気をつけて音楽生活をして欲しいと思います。

大阪の福島にあるワルツァーにて、大西真衣さんとデュオコンサートを行いました。

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前半は、それぞれのソロ。
邦人作品と古典で演奏していきました。

そして、後半はデュオでアランフェス協奏曲。

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事前のリハーサルはとても順調に進み、舞台でもとても楽しく演奏することが出来ました。

会場もお洒落で、大人な雰囲気を演出する空間。そんな空間に皆様に駆けつけて頂き、どうもありがとうございました。

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また次に向けて頑張っていきたいと思います。

8日は、ファナ大阪店で、CD「そよ風の中、自転車に乗って」の発売記念コンサートでした。

ファナ大阪店で演奏をさせて頂くのは、今回で2回目。

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サロンという趣で、温かみのある会場。

とても楽しく演奏することが出来ました。

CDを制作して頂いたウッドノートの笹井さんにもお越し頂き、嬉しい限りでした。

打ち上げでは、無事に発売、コンサートが行われたお疲れさま打ち上げ。

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岩崎さんもご一緒に色々な話で盛り上がりました。

ご来場頂きました皆様、CDをご購入頂いた皆様、どうもありがとうございました!

今回の大阪ツアー、演奏が二つ予定されております。

1つ目が8日の松岡滋さんとのCD発売記念コンサート。

そして、2つ目は、ピアノの大西真衣さんとコンサートを行います。
はじめて演奏でご一緒させて頂きます。

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それぞれソロを演奏し、二人ではアランフェス協奏曲を予定しています。

アランフェスは、関西でははじめて演奏致しますので、是非お越し下さいませ。

よろしくお願い致します!

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