2018年02月

25日は、いよいよコンサート。

台北のNational Performing Arts Center のリサイタルホール。
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とても響きが良くて演奏しやすいホール。
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黄さんとここで演奏するのは二度目ですが、今回も気合の入ったプログラムです。

曲目は以下。

* Giulio Caccini(ca.1551-1618)
Amarilli,mia bella
* Antonio Cesti(1623-1669)
Intorno all'idol mio
* Claudio Monteverdi(1567-1643)
Lamento della Ninfa:Amor

* Manuel de Falla(1876-1946)
Siete Canciones Populares Espanolas
Ⅰ.El Pano Moruno
Ⅱ.Seguidilla Murciana
Ⅲ.Asturiana
Ⅳ.Jota
Ⅴ.Nana
Ⅵ.Cancion
Ⅶ.Polo

* Fernando Sor(1778-1839)
Sehuidillas
De amor en las prisiones
Mis descuidados ojos

* Joaquin Rodrigo(1901-1999)
Cuatro madrigales amatorios
Con que la lavare?
Vos me matasteis
De donde venis,amore?
De los alamos vengo,madre

* Enrique Granados(1867-1916)
Tonadillas al estilo antiguo
El tra la la y el puntenado
El majo timido
El majo discrete

* Heitor Vialla-Lobos(1887-1959)
Bachianas Brasileiras,No.5
Ⅰ.Aria:Cantilena

* Wolfgang Amadeus Mozart(1756-1791)
Die Zufriedenheit
Komm,liebe Zither,Komm

* Dominik Argento(b.1927)
Letters from Composers
Robert Schumann
Franz Schubert
Wolfgang Amadeus Mozart

* Manuel Garcia Morante(b.1937)
Cancons Populars Catalanes
Caterina d'Alio
La Margarideta
La Dama d'Arago

* Feredico Moreno Torroba(1891-1982)
Petenera:
Tres horas antes del dia(de la Marchenera)

う~ん。終わってから改めて曲目を見ると、沢山弾いたな~という印象。
でも、演奏をしているとあっという間でした。

今回は、なぜか、開演直前になって、楽しみで楽しみで仕方ない気持ちになり、「早く弾きたい!!」と感じました。

プログラムが終了し「ブラボー」の声が沢山飛んできたのは嬉しかったですね。

どの曲も弾いていて感慨深いのですが、初めて弾いた曲で特に興味深いものがありました。
それは、アルジェントの作曲家からの手紙という曲。

タイトルになっている三名の作曲家が実際に書いた手紙が、そのまま歌詞になっているという作品。
アルジェントは私の母校出身の作曲家です。
著名な作曲家で、そのような大先輩の歌&ギターの作品に触れることが出来たのは、とても喜ばしい事でした。

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演奏後に黄さんと、当日なにかとお手伝いをしてくれたお二方。

その他にも、新たに何名もの音楽家と知り合うことが出来ましたし、とても有意義でした。

さて、そんな黄さんとの出会いのきっかけについてを、次の記事にしようかなと思います。

台湾の皆さま、どうもありがとうございました!!

台湾3日目と4日目について。

3日目は、リハーサルの後、ギタリストのセイコーさんのスタジオに伺いました。

とても素敵なサロンです。
少しだけ音も出させて頂きました。
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短い時間でしたが、ギターの話をすることが出来ました。
宿に戻った後は、ホテルの近くのデパートに行ってみました。
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今回のツアーでは、リハーサルと移動の時間が長かったので街を散策する時間があまりありませんでした。

ですので、夜でしたが短い時間でも出かけてみたくなったという訳です。
店には日本の商品が沢山あり、とても親近感があります。

現地の物を購入するのに店員と話しましたが、英語も日本語も通じず。
でも、これは海外ならではの楽しみですね。

4日目、24日は、午前中リハをして、台北に移動しました。
台北では、あるレストランに連れて行ってもらいました。

台湾は美味しいものがたくさんありますね。
そして、ようやくありつけたスムージー
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これを食べなければ帰国できない気分でしたので、念願叶うというところでしょうか(笑)

量が多すぎて完食はなりませんでした。

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これは細い道に入っていった風景。
なんとなく日本に似ていますね。

では、その3に続きます。

昨日21日から台湾に来ています。

昨日は、朝の飛行機で一路台北へ。
空港のある桃園からは新幹線で高雄へ。
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前に来たのは2005年ですが、その頃はまだ新幹線は導入されていませんでした。

鈍行列車で台北から高雄まで5~6時間かけて移動した記憶があります。
今回は1時間半程度で着きました。
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車内は、座席も日本の新幹線と同じように思います。
英語の車内放送も日本と同じ声。親近感が沸きます^^

さて、今回のコンサートは台北ですが、共演の黄さんが高雄在住なので、リハーサルは高雄で。
今日22日は、朝からがっつりとリハーサルをしました。

とても本格的なプログラムですので、リハーサルも細かな事を色々としていきます。
追求してくれることが、とても音楽的で繊細な内容の連続なので、集中力120%。
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リハーサルでの一コマです。

リハーサル後は、ギタリストのセイコーさんと合流して日本食レストランに行きました。
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黄さんから、「日本食のおすすめはどれ?」と、質問されましたが、メニューを見ても、どれを薦めたら良いか内容が分からない(笑)。
しかも、メニューの文字の意味が分からないものが多い・・(笑)。

セイコーさんとお会いするのは2005年以来でしょうか。
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2005年に台湾に来た時は、マスタークラスを主催して頂いたりしました。
あっという間の1日でした。

明日も楽しみです!!


今日はA.R.C.のコンサートが茨城県小美玉市のコスモス文化ホールであります。

予約でお席はほとんど一杯の様です。

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4曲ほど、タンゴダンサーも入ります。

とても楽しみ!!
頑張ります!

数日前に、新しいCDの写真を撮影し、昨日その選択作業に行ってきました。
新しい写真は、CDが出来てからご紹介することにして、この記事では、帰国して最初のCD、ミ・コラソンで使用している写真について。

この写真には、帰国する際の自分なりの色々な成り行きの元で撮って頂くことの実現に至りました。
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このジャケット写真ですが、撮ってくらたフォトグラファーは、カーティス・ナップ氏。

白黒を専門としたフォトグラファーです。
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彼の作品に私の写真を並べるのはおこがましいのですが、帰国する事を決めたあとに、本当に「縁だなあ」というような出会い方をしました。

2005年の春に帰国を決めて、諸々の準備をしていました。
住居の契約解除のことや、レッスンをしていた生徒のその後の事。そして、持ち帰る荷物とそうでない荷物の片付け。

当時、私が持っていた物の中に、伊万里焼の蕎麦猪口がありました。大体、明治時代くらいの物。

持ち帰るかどうするか考えた挙げ句、ヤフオクに出すことにしました。

そして、ある方から入札があり、、。

やり取りをしていると、彼はワシントンDCに住んでいるとのこと。
私が住んでいたボルチモアからは車で約1時間で、さらに、彼は日本が大好きだということなので、直接会って手渡す事になりました。

帰国のひと月程前、彼に会いに行き蕎麦猪口を渡しましたが、互いに何をしているかなど話していると、彼はフォトグラファーで日本に18年住んでいた事もあるもいう話になりました。

私も、そんな話を聞いて嬉しくなり、落札された物は売らないでプレゼントする事にしました。
すると、彼が、「日本に帰るなら蕎麦猪口のお礼に撮ってあげるよ」というお言葉。

私もありがたく気軽に撮って貰いました。
彼の私に出した条件は、この写真は、日本で最初に出すCDに使うこと、でした。
いろんな人の写真を撮ってるから、帰ってからホームページ見てね、と言われ帰って来ました。

当時は、スマホというものがなかったので、会っている最中には、彼の作品群を知らなかったのです。

そして、帰ってきてホームページを見てビックリ。。。!!
http://curtis-knapp-photography.webs.com/
名だたる有名人を撮って来ている方でした。

人と人との縁は、本当に不思議です。
色々な「縁」がありますが、良い縁は、大事にしていきたいですね。

さあて、頑張ろう。。

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