2017年11月

思うところがあり、久しぶりに妹と収録した二枚目のギター二重奏のCDを聴いてみました。 
これを聴いたのは何年振りだろう。。

CDをお持ちの方は、右と左のスピーカー、どちらが私でどちらが妹かわかるかなぁ、と思ったりもします。 今、こうして聴いてみると、妹の弾き方は私以上にバルエコを受け継いでいると感じます。 これは家族だからひいきをしていっているのではなく、実際にそう感じるのです。
まあ、私の方が反抗的だったからな(笑)。

で、録音をした頃の写真ってあるかどうか、アルバムを見てみたら、録音時の物がありました。
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こんな写真があるなんて、自分でも忘れていました。 外の雑音が入らないように、夜中にホールを借りて収録していきました。写真の様子からすると、準備の時の写真なので、夜の11時前後くらいだと思います。

さらに、アルバムのその前後をめくっていたら、懐かしい写真。
私のギター人生、最初の生徒。
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兄と妹、カスピアンとカリスタ。
ワシントンDCのケネディセンターでの演奏を見に来てくれ、演奏後に撮った写真です。
カスピアンを教え始めたのは、彼が8歳の時。

そして、カリスタは一年生になるときにギターを始めました。 子供なので、英語は容赦なく早口で機関銃のように単語が飛んできていました。(笑)

毎週、ボルチモアからワシントンDCまで車で教えに行っていました。 カスピアンは、一流の建築士になりたいと目標を持っていました。

彼ももう20代半ば。
建築士になれたかな、と想像しながら当時を思い出します。

昨日、11月23日は兵庫県神戸市のロッコ―マンホールで演奏してきました。

「邦人ギター作品の調べ」という、とても貴重なコンサート。

開場してすぐに満員になりました!!

日本のギター音楽を研究し、ギター界の発展に大きく関わってきた先人たちの作品が演奏される機会が少ないので、沢山の素晴らしい作曲家・作品があることを皆様に知って頂き、そして、弾き続けて欲しいという願いから企画されたそうです。

プロデュースは藤井敬吾氏。

本当に大賛成の企画で、強行軍の神戸行きでしたが、とても楽しみなものでした。
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司会進行は、作曲家・ギタリストの橋爪皓佐氏。
簡潔で分かりやすいが、内容が濃い!!とても楽しい司会でした。

私は、佐藤弘和氏の「青空の向こうに」、啼鵬氏の「南十字星の雫」を演奏しました。

多くの素晴らしい作品に触れることが出来たのは、ギターに携わる者として、この上ない機会です。
やはり、日本人なのだから、日本の音楽をもっと大事にしなければならないと、改めて感じました。
今回のコンサート、ギタリストだけでなく、愛好家も演奏したということはとても意義のあることではないかと感じました。

作品群をもっと広めるには、趣味でギターをしている皆さんが弾いてこそ、より広がりが出るからです。
ギタリストと愛好家が一同に会したきっかけはお聞きしませんでしたが、きっと、そんな思いが込められているのかなあと思いました。
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演奏者全員で。
御来場頂いた皆様、どうもありがとうございました。

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藤井さんと。
藤井さんには、学生の頃からお世話になっていますが、ツーショットの写真は少ししかありません。
ですので、貴重なショット。

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そして、山口莉奈さんと。

山口さんには、来年の3月24日に茨城県牛久市でコンサートをしていただきます。
私も共演致します。詳細が準備出来ましたら改めてお知らせいたしますので、お楽しみに!!

翌日の帰りは、早朝の新幹線で都内へ。スペインギター協会の理事会に出席し、その後、阿見町での合奏レッスンがありました。その後は、所用で土浦へ。

考えてみたら、今日、ほとんど何も食べてない・・・(笑)
なんか食べよっと。




二日間の日程で予定した録音、無事に終了しました。

とてもスムーズに進行し、両日とも夜の10時までホールを使うことが出来るようになっていましたが、一日目は一時間半ほど早く、今日は六時間ほど早く終了。

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予定曲は、七時間を残して録り終えたので、そのあとは、もう少しだけ弾きたいと思った曲を入れてみました。
これだけスムーズだと気持ちが良いものです。

全部録音して、舞台で一枚。

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改めて楽譜を開いてみると、「大分弾いたな~」という感触。

録りっぱなしの音もモニターで少し聴かせて頂きましたが、とても良い音で録って頂いているので、出来上がるのが今から楽しみです。

さて、外が明るいうちに終わってしまったので、ちょっとだけ観光。

彦根城に行ってきました。
以下は天守です。

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井伊直虎が大河ドラマで放映されているので、活気がありました。

そのあとは、笹井さんと打ち上げ。
色々な話も出来てとても有意義でした。

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皆さま、どうぞお楽しみに!!

今日から二日間、録音のため彦根に来ています。

宿からホールに向かいましたが、途中、彦根城の城郭内を通行。

私にとって、テンションを上げていくにはピッタリの道。

ホールは、とても響きが良くてギター向きです。

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17曲を収録する予定ですが、初日で11曲終了!!

とてもスムーズです!!

明日もこの調子でいけば、予定より大分早く終わりそう。

思いっきり弾いてきます。

関西遠征の中日、今日は打ち合わせがありました。

午前中は、絵莉千晶さんと打ち合わせ。

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兵庫県宝塚市のJカレッジにお邪魔して、打ち合わせをしました。

来月2日に茨城県阿見町の本郷ふれあいセンターでコンサートを行います。

絵莉千晶さん(ヴォーカル・元宝塚歌劇団花組)
高瀬奈美さん(ピアノ)
私・角圭司(ギター)
です。

昨年、はじめてご一緒に演奏をさせて頂き、今回二回目。
色々な曲をします!

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午後は、若手ギタリストの山口莉奈さんと打ち合わせ。
来年の3月24日に茨城県牛久市でのコンサート。コンサートでは二重奏もさせて頂く予定ですが、曲目も色々と検討。
こちらは、詳細が決まりましたら改めてお知らせ致します。

そして、夕方は、ギター愛好家の大野さんとお会いしました。

音楽の話はもちろんのこと、最近、私がし始めた将棋のお相手をして下さるとのことで、お願いをしました。

大野さんは、将棋三段という腕のお方。
はじめてお会いした方ともすぐに打ち解けて一局。
はじめて顔を合わせた三人が、廻りからは知り合い同士と思われる意気の統合の有り様(笑)
とても良いものです。

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明日からの録音を控えて、つかの間の良い息抜きの1日となりました。

さて、少しかじりはじめた将棋。
私にとっては、ギターととても関係しているのです。

私の新しい楽器がチューリップウッドで作られています。
その木に魅せられた私は、チューリップウッドの端材がいかに手に入らない物なのかを思い知りました。

いくつもの銘木店を見てもなかなか扱っていないのですが、やっとの思いで見つけた細かい端材をいくつか購入しました。

そこでなぜか思い付いたのが、、、
チューリップウッドの将棋の駒。。(笑)

楽器がとてつもなく良い音になるのだから、駒を指す音も良いはずだ!

と、なんとなく思い、その目標をたてました。
しかし、木工は少ししか経験がないので、駒の前に木工の練習をすることに、、。

そこではじめたのが、ストリングワインダー作り。
練習なので、チューリップウッドは使わず、ゼブラウッドという木を使用。
でも、これも銘木です。
現在、一つ目の半分位まで出来てきました。
このストリングワインダーは出来上がったらアップします。

そんなこんなで、はじめたのが将棋。
駒を作る目標を立てたら、駒の動かし方くらいは覚えないと!!と思ったという訳です。

空いた時間に作っているので、駒が出来るまでは、2-3年はかかるかもなと思ってのんびりしています。

さて、明日から録音です!

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