昨日のあるレッスンで、一気に内容が進んだ生徒がいました。
内容が進んだ、というのは、曲数が増えたとかいうことではありません。
演奏についての思慮、音についての修練についてです。
彼は小学一年から通ってくれている子ですが、昨日のレッスンで質問されたことがありました。
一つ一つのフレーズの中で、そこから一つの音を抜き出して弾いても、様々な音色をどのように考えて、どう出すのかという質問。
曲は、ただミスなく綺麗な音で弾けば良い訳ではありません。それでは、まだ足りないのです。
昨日、彼に話したことは、「運指を決めたり強弱を考えて、通して弾けるようになるのは第一段階」
それに加えて、一つ一つの音に磨きをかけていく。
これは、一つの音符でもどのような表現をしたいかにより、いくらでも音色を変えられます。
今、彼は魔笛の主題による変奏曲を練習していますが、3-4小節目の部分だけでレッスンの何分の1かの時間を使いました。
小節頭のソの音だけでも、何通りかの音色を弾いて示すと、何度も試していました。
これは、ほんのヒトコマであり、言葉で説明するのは至難の技なのでブログで紹介してもさらっとしたものになってしまいますが、彼が昨日学んだと思えるのは、「どのように観察をして理解し、実践してみるか」ということ。
「演奏」の内容に入っていけるので、こちらもさらに集中したレッスンになりそう。
内容が進んだ、というのは、曲数が増えたとかいうことではありません。
演奏についての思慮、音についての修練についてです。
彼は小学一年から通ってくれている子ですが、昨日のレッスンで質問されたことがありました。
一つ一つのフレーズの中で、そこから一つの音を抜き出して弾いても、様々な音色をどのように考えて、どう出すのかという質問。
曲は、ただミスなく綺麗な音で弾けば良い訳ではありません。それでは、まだ足りないのです。
昨日、彼に話したことは、「運指を決めたり強弱を考えて、通して弾けるようになるのは第一段階」
それに加えて、一つ一つの音に磨きをかけていく。
これは、一つの音符でもどのような表現をしたいかにより、いくらでも音色を変えられます。
今、彼は魔笛の主題による変奏曲を練習していますが、3-4小節目の部分だけでレッスンの何分の1かの時間を使いました。
小節頭のソの音だけでも、何通りかの音色を弾いて示すと、何度も試していました。
これは、ほんのヒトコマであり、言葉で説明するのは至難の技なのでブログで紹介してもさらっとしたものになってしまいますが、彼が昨日学んだと思えるのは、「どのように観察をして理解し、実践してみるか」ということ。
「演奏」の内容に入っていけるので、こちらもさらに集中したレッスンになりそう。