2017年02月

月刊現代ギター3月号が発売されました。
http://www.gendaiguitar.com/index.php?main_page=product_info&products_id=141396&language=ja

・佐藤弘和さんの追悼文
・絵莉千晶さん、高瀬奈美さんと行ったクリスマスコンサートレポート

の部分で掲載されています。

佐藤弘和さんの追悼文は、弔辞と同じような内容でという要望をもとに書きました。

絵莉さんと行ったクリスマスコンサートは、とても楽しいものでしたので、読者の皆様にもその雰囲気が少しでもお伝え出来たらなと思います。

お手元に一冊。
よろしくお願いいたします。

皆様のレッスンをする際、いまやっている曲をどの段階で「仕上げ」とするかは、各生徒さんの状態をみながら決めることが多いですが、では、習う立場では、どのように曲を仕上げていくかということについて、少し書いてみます。

ただ、「仕上げ」とはいっても、一つの曲に対してどの段階でとりあえずの「仕上げ」とするかは、色々とあります。

・初めて取り組んだ曲
・発表会やそのほか舞台で弾くために準備している曲
・以前弾いたことがあるが、改めて練習している曲

練習している曲はおそらく、上記のどれかの環境にあるかと思います。

初めて取り組む曲や以前弾いていた曲を改めて掘り起こすことの話は、また改めて書きたいと思いますが、今日は、上記2番目の点について。

先日、アマチュアの方がコンサートで演奏するのを全てではありませんが拝見しました。
レパートリーとしている「魔笛」の演奏の感想も演奏後に聞かれましたが、素晴らしい演奏でした。

そして、色々と話している中で、いろんなスタイルのアドバイスを各先生から教わっているが、解釈などが違ったりする部分はどうしてよいか分かりにくいということも話題として出ました。

私は、演奏する立場、表現する立場としてアドバイスをさせて頂きましたが、このようなことに関しての答えはシンプルです。

まず、このような悩みが出てくるという事は、やっていることも習っていることも相当熟練度を必要とするものなのですが、答えとしては、色々な教えを表現の引き出しだと考えておけば良いのです。

演奏する環境は、いつも異なります。

自宅、音楽教室、ホールなどなど・・
そして、季節や天候、自分の精神状態によっても環境は常に異なります。

食前と食後でも違いますしね^^

ですから、その時の環境に応じて微妙に表現を変化出来るように、常に「遊び」の部分、言い方を変えると「のりしろ」の部分があるようにしておくのです。

理論や楽典など基本的なものは必要ですが、最終的に舞台で表現をする時には、

「こうでなければならない!!」

というものは、考えすぎない方が良い結果が得られると思います。
大事なことは常に柔軟でいることですね。

もちろん、柔軟にするためには、きちんとした技術が不可欠です。
上達すればするほど、「練習」ではなく「修練」を心がけて、ですね。

ここ数日間、3月31日のコンサートに向けて譜面作りをしています。

6~7曲編曲しながら譜面作りをしています。
ひょっとしたらもっと曲が増えるかもしれませんが・・・というか、まだ増える。

ソフトはフィナーレを使用していますが、少し前にMIDIキーボードを手に入れました。
ピアノの鍵盤の形をしていて、鍵盤を押すと音が入力されるつわものです。

ですが、私は、長年パソコンのキーボードで打ち込んできているので、MIDIキーボードの方が慣れていない。。

フィナーレを初めて手にしたのは2001年でした。
友人から譲ってもらい、とても嬉しくすぐに使用し始めました。

フィナーレを使用しての初の編曲は「恋は魔術師」でした。
CD「アラウンド・ザ・コーナー」に収録している曲です。

同じ職業の方はほとんどの方がそうかもしれませんが、一つの事に集中し始めると時を忘れたように集中します(笑)。

恋は魔術師を編曲した時は、3日かけて収録している楽章すべてを一気に編曲しました。
3日かけたのですが、2夜連続徹夜。

ソフトの使い方を覚えるのと編曲に没頭していたことで、眠ることも忘れていました。
授業やレッスン、食事以外はずっとパソコンの画面に向かっていましたね。

しまいには、白い壁が黄色く見えてきたし(笑)。

最初使い始めたときのフィナーレは「2001」。
今では、「フィナーレ2011」を使っています。

とても重宝している道具ですね。
さて、日曜日のリハに向けてあと1曲譜面作りをしなければ。

まあ、それは明日にしよう・・。

茨城県小美玉市の生涯学習センターコスモスでA.R.C.のコンサートがありました。

当初は、生涯学習センターのロビーで予定されていましたが、問い合わせが多く数日前になってホールでの開催に変更になりました。

このホール、キャパが535席。
開場時間は午後1時30分だったのですが、自由席ということもあり午後1時頃には数十名の列が会場外に出来ていたようです。

お客様が寒い思いをしてはならないということで、午後1時過ぎには開場となりました。
イメージ 1
結果的に、会場は大勢のお客様で席が埋まりました!!
主催者様も私たちも想定外の展開でとても嬉しかったです。
その裏では、主催者様は何度もプログラムの増刷に走ったりと大変のようでしたが。。

急遽の会場変更であったにも関わらず、音響や照明さん方もとても素晴らしいアシストをしてくださいました。
照明は、事前打ち合わせが出来なかったのですが、曲目を見ただけで、色々と光の趣向を凝らしていただき、曲目ごと、曲の場面ごとに少しずつ変化に富む演出をしてくださいました。

スタッフの皆さま、お客様も一体なってコンサートを作り上げたような充実感がありました。
この小美玉市コスモス玉里文化ホールでのA.R.C.コンサート・・・。

来年はさらにパワーアップして行っていただくことになりました!!
2018年2月18日(日)の予定です!!

詳しい内容のお知らせはまだ先になりますが、是非、よろしくお願いいたします。

そうそう、
今日の曲目は以下でした。

・カミニート
・ジーラ・ジーラ
・淡き光に
・エル・チョクロ
・NHK朝の連続ドラマ小説「てっぱん」より「ハバネラ」
・NHK朝の連続ドラマ小説「てっぱん」より「セレナーデ」
・ラ・クンパルシータ
・首の差で
・想いの届く日
・枯葉の散る頃
・リベルタンゴ

です。
演奏は、啼鵬(バンドネオン)、山下亮江(ヴォーカル)、角圭司(ギター)でした。

皆様、どうもありがとうございました!!

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