2016年04月

今日は水戸市にある茨城県近代美術館にて、A.R.C.でライブを行いました。

現在、近代美術館では、企画展「あした天気になーぁれ♪」を催しています。
その企画展期間中のイベントの一つとして、美術館コンサートがあり出演させていただきました。
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県立美術館で、大きさもとても大きい施設です。

演奏は、1日2回公演で、午前はホワイエでの演奏。
午後の2回目は、講堂に場を移しての演奏でした。
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壁一面のガラスを背にして、新緑と千波湖が背景となる位置での演奏。
天気も晴れて、とても良い見栄えだったのではないかと思います。
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会場でお配りしたプログラムには、私の好きな天気とその理由を紹介してほしいということで、コメントを書きました。

好きな天気
「雲が程よくある”晴れ”が好きです。
これからもっと晴れるかもしれないという気分になり、
気分が上向きになる気がするからです。
それから、空の青と雲の白のコントラストが綺麗に感じます。」

自分が好きな天気と理由はなんだろうかと考えたときに、上記のような内容が真っ先に思いつき、掲載されることになりました。
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今日演奏した曲目は以下です。

午前の部(11:00~)
1.カミニート
2.淡き光に
3.軍靴の響き
4.黄金の心
5.バンドネオンの嘆き
6.ジーラ・ジーラ
7.スール
8.ラ・クンパルシータ
アンコール:想いの届く日

午後の部(14:00~)
1.リベルタンゴ
2.オブリビオン
3.チキリン・デ・バチン
4.インスピラシオン
5.首の差で
6.ラ・トランペーラ
7.カミニート
8.ラ・クンパルシータ
アンコール:さらば草原よ

午前の部と午後の部では重なっている曲が2曲だけでした。
また、午後の部は以下のような講堂での演奏。
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当初は、2回ともホワイエで演奏する予定でしたが、諸事情のため急きょ講堂に移して午後の部を行うことになりました。
一日に2回公演というのは、たまにあるのですが、演奏場所まで替わるのは自分としても1日に違うコンサートを2本やったような感覚になり、とても良いものでした。

午前は満席、午後もかなりのお客様にご来場いただきました。
CDも沢山ご購入いただき、とても嬉しかったです。

ご来場頂いた皆様、美術館の皆様、どうもありがとうございました!!

今日は、つくば市のG‐Clefで演奏しました。

オカリナの河崎敦子さんとのコンサートです。

とてもお洒落なカフェです。

そして、ここはギター好きが集う空間です。
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沢山のお客様に駆けつけていただき、会場は満席でした。
椅子を限界数まで準備したそうです。

これ以上増えたら、私の座る場所がなくなるところだった!
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写真はソロのリハの時のもの。

バッハのBWV998を初っ端に弾きましたが、やはり、バッハから始めるのは気合が必要になります。
無事に弾けたので、その後の曲目は大分安心しながら弾くことが出来ました。

ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました!!

今日の演奏から、3週間ほどイベントラッシュとなります。
しかも、全て内容が違う。

どれも全開で行きます!!

ギター文化館で、「にじいろコンサート第2弾」の打ち合わせをしてきました。
このコンサートは、様々な違うジャンルあるいは楽器で一つの音楽を作り上げていこうという趣旨のものです。

虹は7つの色が綺麗に合わさり一つとなっています。
そういったイメージがコンセプトですので、違った色を持つ者同士でコラボをするということで「にじいろコンサート」となっているのです。
ということで、このコンサートの目標回数は7回!!
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今日はその第2弾の打ち合わせでした。
第2弾は、撥弦楽器のコラボということで・・・

長唄三味線:杵屋浅吉さん
箏:伊藤江里菜さん
ギター:角圭司

の出演となります。

浅吉さんと伊藤さんとは、3月に行われた徳島邦楽ルネッサンスで知り合い、今回ご一緒する運びとなりました。
ギター文化館に着いて早速試奏。
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楽器、ジャンル問わず、どのアーティストにとっても良い響きのようです^^
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私は今日は楽器を持参しなかったので、ギター文化館のサントス(1930年)をお借りして弾きました。
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私の提案をいつも受け入れてくれる代表と一緒に4人で。

行きも帰りも道中は、3人でいろいろとアイデアを出して話しながらとても楽しかったです。
普段では見られないような面白いコンサートになりそうな予感です。

11月23日(水・祝)15時
ギター文化館

です。
お楽しみに!!

最近、色々なことがあり、考え事をいろいろとしたりしていますが・・・

今日は一日空いているので、自転車で思いっきり走ってきました。

どこに向かうかは、思いの向くまま走り・・・
行きついたのは、霞ヶ浦。
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ところどころに小さな港があり、人が一人歩ける程度の幅の防波堤が港を囲っています。

その先端に座り、霞ヶ浦を眺めてきました。

自分が置かれていた環境
いま、自分が置かれている環境
これからの環境

一旦、自分のすべての欲や希望をリセットし、
大自然を眺めました。

今日の霞ヶ浦は波が穏やかです。

私たちは、普段の生活の中で、小さなことで喜んだり悲しんだり・・・
色々な感情に巻かれていますが、自然は何も言わずに穏やかであったり荒れたり・・・。

穏やかな水面ですが、それでも波はあります。

水面を眺めているとあることに気が付きます。
沖の水深の深いところと、浅いところでは、波の大きさが異なる。

水深の深い方が波が小さいんですね。

深く考えることが波を小さくし道筋を明るくしてくれる。
自然が教えてくれた気がしました。

第2次世界大戦時は、この辺りからたくさんの特攻隊が飛び立っていきました。
あの当時、20歳前後で、死を突き付けられた若者たちは、生きること死ぬことをどのように捉えたのだろうか・・・。
何を守るかを明確にして、覚悟を決めていったのだろうなと感じました。
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帰りに風車の横を通って帰ってきました。

今日は、レッスンでいつも来ている3年生の子について。

その子は、レッスン中に、自分で出来ないと感じると、もう一度弾いてみようと促しても手が進まなくなることがあります。

しかし、小学2年の頃くらいから、そんなこともだんだん減ってきています。
ここ最近は成長してきているので、レッスンも一人で受けられるようになってきています。

そんな中で、今日のレッスンでは、私とその子で真剣に向き合う場面がありました。

左手の小指を適時使って弦を押さえていくように促したのですが、押弦すると「指が痛い」と言い、使おうとしません。

何度試しても、小指を使う箇所で「痛い」と言って弾くのを止めてしまいます。

実際には、きちんと音も出ているのですが、本人は、きちんと弾けていないと感じているようです。
きちんと弾けていないと感じている本人は、小指の代わりに薬指を多用して演奏しようとします。

そこで、私は質問をしました。
「毎日きちんと練習してる?」

「うん」

練習を常日ごろしていれば、指は比較的慣れてくるはずなので、練習をあまりしていなくて指がギター歴からみても指の弦のあたる部分が強くなっていないのかと思い質問しました。

しかし、毎日練習しているとの回答。

そこで・・・
「小指に慣れていかないと、いろんな曲を弾くことに使うからね」
「そのうち慣れていくから、使うようにして練習してね」

と言うと、その子の目から、大粒の涙がポロポロとこぼれました。

指が痛いと言いたいのも分かるし、小指を使わないで弾けるならそれでも良いよ、と、言葉をかけたい衝動に駆られましたが、上達のためにこちらも甘い言葉をかけるのを我慢しました。

もう一回だけやってみよう、と言葉をかけると、「うん」と頷いて試しています。

そのラスト1回が終わり、子供用の楽典の勉強に切り替えました。

時には思うように出来なくて、むくれることもありますが、レッスン終了時には・・
「ありがとうございました!!また来週もお願いします!!」
と、自発的に大きな声で挨拶をして帰っていきました。

このように自発的に大人びた挨拶をしたのは初めてだったかもしれません。

その子が、今日のレッスンで、一瞬の間に成長した姿を見た気がしました。
また、一緒に頑張っていこうねA君!!

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