2015年02月

何から書いていくか、結構悩んでいたりして、あれを書こうかとか、これは書かないようにしようかなとか悩んでいるうちにどんどんと日が過ぎて、あっという間に2月も終わりに近づいています。

自分で自ら書くのもなんだなと思いながらも、まずは、ギターの道に進むことに決めたあたりの話を紹介します。

自分がギターを始めたきっかけは、妹がギターを習っているのを目にして興味を持ったからです。

2か月という短い差ですが、妹に続いてギターを習うことになりました。
習い始めて1年ほどした頃、近くのホールで山下兄妹がコンサートを行い、それを目にした私は2重奏にも火が付きました。

大学に進学する頃は、どういう方向に進むか迷いました。

家族に薦められて公務員試験を受けたこともあります。
その受けた理由は、安定した収入が得られるというものだったのですが、動機がそんな感じだったので上手くいくはずがありません。公務員になる気はあっという間に消えてしまいました。

ピーボディに留学するときは、実をいうと、親に相談する前に自分で決めてしまっていました(笑)。

大学を卒業したにもかかわらず、また学校に行くことによって、うちの経済的な負担は大変なことになっていたかと思うと、今になって「申し訳ないなあ」と思ったりします。
そこから、バイトして出来る範囲で貯金して、楽器を売って、1年だけで良いから、中退でも良いから勉強したいと言った私に、学校に行かせてくれた両親には感謝に堪えません。

1年目の後半、私は、宣言したとおり帰国するつもりでしたが、ある日、父が、「せっかく勉強を始めたのだから卒業までやったらどうだ」と話してくれました。

この時のことは今でも忘れません。

卒業してからは、ある程度アメリカで経験を積んでから帰国したいと思ったので、ビザを取り直し、しばらくしてから帰国しました。

その帰国が2005年7月でした。

7月18日(土)にリサイタルを行います。
帰国して節目の演奏会。
是非、一人でも多くの方にご来場いただけたらと思っています。
以下が詳細です。尾尻雅弘先生との2重奏もあります!!

よろしくお願いします!!

角 圭司ギターリサイタル ~帰国10周年記念公演~
Keishi Sumi Guitar Recital
ゲスト:尾尻雅弘(ギター)
2015年7月18日(土)18時45分開場、19時15分開演
東京文化会館 小ホール
全席自由:前売り3000円 / 当日3500円
主催:FIRST SOUND
マネジメント・問い合わせ:プロ アルテ ムジケ tel : 03-3943-6677  
チケット取扱い先:
プロ アルテ ムジケ/03-3943-6677 www.proarte.co.jp
文化会館チケットサービス/03-5685-0650 t-bunka.jp/ticket
ローソンチケット/0570-084-003(Lコード:37390) l-tike.com
ギター主要店:(株)現代ギター社GGショップ(03-3530-5342)、ギターショップアウラ(03-3876-7207)、メディア・カーム(03-3255-5281)、MUSIC PLANT(029-856-1366)、(株)クロサワ楽器店(03-3363-7451)、ギター文化館(0299-46-2457)

後援:公益社団法人日本ギター連盟、日本スペインギター協会、日本ジュニア・ギター教育協会、(株)現代ギター社、ギター文化館、ギターショップアウラ、MUSIC PLANT、ウッドノートスタジオ、(株)クロサワ楽器店、メディア・カーム

プログラム
~program~
ソナタ・エロイカ(M.ジュリアーニ)
魔笛の主題による変奏曲(F.ソル)
前奏曲第2番・第5番・第1番(ヴィラ・ロボス)
ソナチナ(F=M.トローバ)
協奏風2重奏曲Op.31-3(A.ロイエ)*
組曲「道」(R.ゲーラ)*
*は尾尻雅弘との2重奏

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先日、都内を少し歩きました。

芝の増上寺

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私が生まれたころは、ここからすぐのところに住んでいました。
その頃は増上寺の境内に大きな象が設置されており、背中に乗って八ミリに収まっています。
その象を探したのですが、現在は綺麗に整備されていました。

そうそう、ここは徳川家の菩提寺です。

こんなところの近くに住んでいたのかと思うと、不思議な気持ちになります。

それから、以前住んでいたところを通り、浜松町駅へ。
今は大きなビルが立ち並んでいますが、昔の面影も少しだけ見ることが出来、良いウォーキングとなりました。

自宅の隣と裏には竹林があります。

8日に何台ものロケバスとトラックがやってきました。
なにやらTVCMの撮影を行うとか。

具体的な話は、なかなか出てこないのでいったい何のCMか分らなかったのですが、父の推理がピタリと当たりました。

4名の演劇型CMで、撮影場所が竹林。

ひょっとして、某電話会社の続編ではないか、ということ。

そして10日に。

早朝4時過ぎから車の音や人の声でやたらと賑やかです。
日が出てくるくらいの時間から・・・

「はい、スタート!!」

「カーット!!」

という拡声器の声が聞こえてきます。

ロケバス数台
トラック数台
自動車多数
ガードマン数名
軽食販売者1台

スタッフは60名。
大規模な撮影です。

この時点では、近所の方の話で何のCMの撮影か分かっていました。
金太郎・桃太郎・浦島太郎
が出てくるあれです。

そして、なぜ竹林か。

そう、〇〇姫ですね^^

どんな女優さんが来るのか楽しみで楽しみで、2階の窓から見てみたり、竹林の脇まで行ってみたりしたのですが、竹林の奥の方で撮影しているのと、ガードが堅いのとで、一目も見ることが出来ずに終わってしまいました。

残念!!

はい、わたくし、こういうときは、かなりミーハーです!!
まあ、自宅の裏でCMの撮影なんて今後は無いと思いますので、まあ良いではないかと・・・(笑)

はやくCMが見てみたいです!!

ようやく帰国10周年記念公演のチラシが出来てきました。

チラシとチケットは、何かと懇意にして頂いているデザイナーにお願いして制作しました。
具体的な告知は、いくつかの記事の後に載せます^^
ですので、ここ数個の記事は立て続けにいきます!!

チラシとチケットに関しては自分でデザイナーに依頼したので、配送先は私の自宅になっていました。
今日の昼、運送業者のドライバーから電話があり、「これから配達します」という事を聞きました。

昼間はオフだったのと、自宅の裏でTVCMの撮影が行われていて賑やかだったこともあり(これについては次の記事で)、玄関の外に出て待っていました。

ほどなくすると、ドライバーから再び電話。

「あの、いらっしゃいますか?」

というので、おかしいと思いどこにいるのか尋ねました。
すると、以前住んでいたアパートに配達に行っていたことが分かったのです。

現在の住所地を言うと、管轄が違うから転送することになり、日数がかかるとのことだったので、ドライバーの受け持ちの配送センターまで取りに行くことになりました。

午後3時半過ぎ、配送センターに行くと、若い女の子が受付で迎えてくれ、大きな箱を2つ差し出してきました。代引きでの配達だったので料金を支払い竜ヶ崎の教室に移動。

教室で箱を開くと、出来上がったチラシが出てきました。
しかし、チケットが見当たりません。

箱に貼り付けてある伝票には2個口と表示されています。
手元にある箱も2箱。

まずはデザイナーに連絡して、同じタイミングで出来上がっているのかどうか確認しました。
追跡サービスで確認してもすでに発送してあるとのことだったので、ひょっとして以前住んでいたアパートに配達されてしまったのかと思い、配達された時間をデザイナーに確認しました。

記録では、15時44分に配達済みとあることが判明。

この段階で時間は16時過ぎだったので、アパートに行ってみればひょっとしたら何か分かるかもしれないと思い急行。
着いた時にはトラックも見当たらないので、久しぶりにアパートの部屋の前まで行ってみました。
実に4年半以上ぶりです。

でも、ポストにも配達物が入っている様子もありません。

なんとなく変な感じがしたので、デザイナーに再び電話をして、配達物の番号を聞くことにしました。
すると、現在配達調査中となっている荷物の番号に聞き覚えがありました。

再び教室に戻り、箱に記載されている番号を見ると、配達調査中となっているはずの箱が目の前にあります。
それから、さらに番号を聞いていくと、番号が3つあることが判明!!

追跡で調べて、配達済みになっている箱が手元にないのです。
そして、配達調査中(行き先が分からない状態)の箱2つがすでに目の前に・・・。

いったい、どういう事だ・・・。
半ば、わけのわからない状態でしたので、配送センターに直接行ってみることにしました。

センターに着くと、年配のおばちゃんが出てきました。
事情を説明すると、奥に行きパソコンで調べています。
配達済みの箱が手元にないとはおかしいと言って、伝票も調べてくれています。

手元にまだ来ていないのはチケットでとても大切な物。
しかも、代引きでお金は払ってしまった後・・・・。

これは困ったと思っていた時に、おばちゃんが大きな声で呼びました。

「〇〇ちゃ~ん!!」

呼ばれて出てきたのは、先ほど私の応対をした若い女の子でした。
年配のスタッフから説明を受けた若い子は、センター止と書いてある棚を探し始めました。

そして、おもむろに小さい箱を取り上げ、黙ってこちらに持ってきました。

箱を見ると・・・・私の名前。

ごめんなさい、と言われたのですが、あまりにもあっけない解決と、女の子の笑顔に逆に癒されて帰ってきました。

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