22日、「スペシャルクリスマスコンサート」の前日リハが終わった頃、携帯に着信しているメールを見てみると、その連絡が入っていました。。
携帯を持っていた手が震えて、メールを閉じました。
2005年の春、当時在米中でしたが、その頃に帰国を決めました。帰国を決めて間もなく、東京ギターカルテット加入のお誘いがありました。
東京ギターカルテットといえば、かつて、日本ギター重奏コンクールで、私たち兄妹ギターデュオと闘ったギターカルテット。そのグループへのお誘いは、私の帰国への気持ちと日本での音楽活動の希望も大きく膨らませるものになりました。
カルテットに加入させて頂いて、はじめてのリハーサルに向かった私は少し緊張していました。
しかし、皆さまが温かく迎えてくれて、それからというもの、常に素晴らしいギターアンサンブル活動を経験させてもらいました。
どのメンバーとも前から知っている面々ですが、佐藤さんにも、カルテットに加入する前にお世話になりました。
渡米する前に妹と2重奏を収録して発表したアルバム「ファースト・インプレッション」(1999年発売)がありますが、このCDに佐藤さんの「風のはこんだ4つの歌」を収録しています。この曲は初録音ということもあり、参考に出来る音源もなかったので、録音前にアドバイスを頂くために佐藤さんに聞いて貰うことになりました。
私と妹、佐藤さんの3名のみでGGサロンに集まり演奏を聴いて貰い、この曲について色々とアイデアを聴き、曲を作り上げていきました。
佐藤さんは、私たちに「息が合っていてとても良い」「あとはもっと自由に弾いて良い」と言葉をくれたことを今でも覚えています。
カルテットに入れて頂いてから、リハーサルの時は、いつも駅まで喋りながら帰りました。
私は2ndで佐藤さんは3rdなので、カルテットのときはいつも隣。
至近距離で何年もの間一緒に演奏出来て、本当に幸せでした。
先日23日のスペシャルクリスマスコンサートでは、佐藤さんの「クリスマスの歌」を弾きました。
演奏するのが悲しくて悲しくて・・・。
そうしたら・・・前奏の数小節からメロディに入り、メロディの2小節目である感覚になりました。
カルテットで弾いていた時のような、私の右隣に佐藤さんがいる感覚。
ソロで弾いている時の周辺の空気感とは別物。
途中、涙で譜面がかすんでしまったけれども、佐藤さんがいつもアドバイスをくれていたような柔らかで自由な感じになるように心を込めて弾きました。
コンサート後、ある方が「「クリスマスの歌」の時、佐藤さんが来てくれてた様な感じがした」と言っていました。
横で聴いてくれたのかな・・・。
佐藤さんに届いたなら・・・と思います。
東京ギターカルテット結成20周年コンサートは、実現が出来なくなってしまいましたが、2005年から長い間カルテットメンバーで本当に幸せです。
私たちは、ずっと東京ギターカルテットの仲間です。
以下に、カルテットについての私のブログ記事を拾ってみました。想い出のほんの一部ですが、どうぞご覧になってください。
蓼科コンサート(2007年7月21日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/34514159.html
東京文化会館でのコンサート(2009年3月13日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/47054161.html
所沢労音での演奏(2009年4月29日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/47670963.html
つくばギターアンサンブルフェスティバル(2009年5月17日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/47934605.html
二俣川でのコンサート(2009年5月20日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/47977532.html
佐藤弘和氏の作品展(2009年5月31日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/48122018.html
東京ギターカルテットのコンサート(2009年9月26日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/49179014.html
今日の練習!
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/50464863.html
東京ギターカルテット 告知ビデオ
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/52406822.html
東京ギターカルテットコンサート in 小平市(2012年4月1日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/52869871.html
携帯を持っていた手が震えて、メールを閉じました。
2005年の春、当時在米中でしたが、その頃に帰国を決めました。帰国を決めて間もなく、東京ギターカルテット加入のお誘いがありました。
東京ギターカルテットといえば、かつて、日本ギター重奏コンクールで、私たち兄妹ギターデュオと闘ったギターカルテット。そのグループへのお誘いは、私の帰国への気持ちと日本での音楽活動の希望も大きく膨らませるものになりました。
カルテットに加入させて頂いて、はじめてのリハーサルに向かった私は少し緊張していました。
しかし、皆さまが温かく迎えてくれて、それからというもの、常に素晴らしいギターアンサンブル活動を経験させてもらいました。
どのメンバーとも前から知っている面々ですが、佐藤さんにも、カルテットに加入する前にお世話になりました。
渡米する前に妹と2重奏を収録して発表したアルバム「ファースト・インプレッション」(1999年発売)がありますが、このCDに佐藤さんの「風のはこんだ4つの歌」を収録しています。この曲は初録音ということもあり、参考に出来る音源もなかったので、録音前にアドバイスを頂くために佐藤さんに聞いて貰うことになりました。
私と妹、佐藤さんの3名のみでGGサロンに集まり演奏を聴いて貰い、この曲について色々とアイデアを聴き、曲を作り上げていきました。
佐藤さんは、私たちに「息が合っていてとても良い」「あとはもっと自由に弾いて良い」と言葉をくれたことを今でも覚えています。
カルテットに入れて頂いてから、リハーサルの時は、いつも駅まで喋りながら帰りました。
私は2ndで佐藤さんは3rdなので、カルテットのときはいつも隣。
至近距離で何年もの間一緒に演奏出来て、本当に幸せでした。
先日23日のスペシャルクリスマスコンサートでは、佐藤さんの「クリスマスの歌」を弾きました。
演奏するのが悲しくて悲しくて・・・。
そうしたら・・・前奏の数小節からメロディに入り、メロディの2小節目である感覚になりました。
カルテットで弾いていた時のような、私の右隣に佐藤さんがいる感覚。
ソロで弾いている時の周辺の空気感とは別物。
途中、涙で譜面がかすんでしまったけれども、佐藤さんがいつもアドバイスをくれていたような柔らかで自由な感じになるように心を込めて弾きました。
コンサート後、ある方が「「クリスマスの歌」の時、佐藤さんが来てくれてた様な感じがした」と言っていました。
横で聴いてくれたのかな・・・。
佐藤さんに届いたなら・・・と思います。
東京ギターカルテット結成20周年コンサートは、実現が出来なくなってしまいましたが、2005年から長い間カルテットメンバーで本当に幸せです。
私たちは、ずっと東京ギターカルテットの仲間です。
以下に、カルテットについての私のブログ記事を拾ってみました。想い出のほんの一部ですが、どうぞご覧になってください。
蓼科コンサート(2007年7月21日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/34514159.html
東京文化会館でのコンサート(2009年3月13日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/47054161.html
所沢労音での演奏(2009年4月29日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/47670963.html
つくばギターアンサンブルフェスティバル(2009年5月17日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/47934605.html
二俣川でのコンサート(2009年5月20日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/47977532.html
佐藤弘和氏の作品展(2009年5月31日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/48122018.html
東京ギターカルテットのコンサート(2009年9月26日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/49179014.html
今日の練習!
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/50464863.html
東京ギターカルテット 告知ビデオ
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/52406822.html
東京ギターカルテットコンサート in 小平市(2012年4月1日)
http://blogs.yahoo.co.jp/kcsumi/52869871.html