6月に来日するアナ・ヴィドヴィチさん。
最新号(6月号)の現代ギター誌で彼女のインタビューが掲載されています。
私はインタビュー内容の翻訳を担当させていただきました。

私の事にも触れてあり、とても嬉しいです!!
彼女の英文の言葉を見ると、とても嬉しい事ばかりが述べてあり、ストレートに訳すには少し恥ずかしいくらい。
ですので、私のことに触れてある部分だけは、少々控えめになってしまったかも(笑)

アナさんとは、同じバルエコ門下ですが、バルエコ門下は一学年に一人いるかいないか。
常時7-8名のみでした。
ですので、同窓・・・どころか、とても狭いところで学生生活を一緒に過ごしているわけですね。

私とアナさんが初めて会ったのは、バルエコ先生のリサイタルに行くときでした。
ワシントンDCで師のリサイタルがあり、妹と行く予定にしていました。

しかし、数日前にバルエコ先生の奥様から電話があり、「アナという新入生もリサイタルに行きたいと言っているから、駅で待ち合わせて連れて行ってくれる?」というのが始まりでした。

アナさんは冬学期入学で、授業が始まったか始まらないかくらいの頃でしたので、ピーボディの学生で最初にアナさんに会ったのが、私たち兄妹だと思われます。

私は当時、アメリカ滞在1年半くらいで、妹は半年程度。
アナさんは渡米して間もなくだったので、全員が不安な気持ちで、ボルチモアのペンステーションから電車に乗って行きました。

DCの地下鉄の乗り換えも不安でしたね(笑)。

アナさんは当時から有名で、しかも初対面。
二人だったら困り果てていたところでしょう。
妹がいてくれてとても助かりました。

しかし、全員が適当な英語で・・・
ボルチモアからDCまでの小一時間、ほとんど無口でした(笑)

バルエコ先生のコンサートは、会場が客席150名程度の贅沢な空間で、素晴らしかったです。
コンサート後に師と私たち学生で写真を撮りました。
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これが2001年の1月。
もう15年も経つんですね・・。

私が25の頃かな。

帰りは、バルエコ先生が運転する車で、皆、ボルチモアまで送ってもらいました。

下は現代ギターの最新号です。
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それから、おまけにもう一枚。
イメージ 3

これは、2001年の12月にギターカルテットで演奏した時の打ち上げ写真。
バルエコ先生もアナさんも駆けつけてくれたんですね。

演奏は凄く緊張しましたが、同門同士で、打ち上げもワイワイと楽しかった思い出があります。
この写真、アナさんのDVDの中でも紹介されている一枚ですよ~。

さて、来月15日は2重奏だ。
スカルラッティ3曲と、不良少年。

とても楽しみです!!