2012年11月

11月24日と25日は、ギター文化館で制作コンテストが行われました。

全国からアマチュアのギター制作家が作品を出展してコンテストを行うものです。


審査は、音響とエステの2つの視点からの採点がされました。


まず、予選は、ギター文化館の講師が担当で代わる代わる出展楽器を演奏していきます。

3本弾いたら、次の奏者がまた3本弾いてというふうに進行します。

私はトップバッターでした。


申し込み時に、各出展者は演奏して欲しい曲を希望として提出しています。
演奏順はくじ引きで決めました。

私は、ギター文化館に到着した楽器から試奏をしてみて、選曲をしていきました。そして、当日、出展者本人と話をして最終的に演奏する曲を決めていきました。

私は、イベントのスタッフでもありましたが、審査員ではないので、演奏する立場としてはどちらかというと出展者サイドのような感覚がありました。

だから、各楽器を弾いてみて、少しでもその楽器がよく聴こえるようにと心がけました。


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この写真は、エステ審査をしているところです。
各審査員が一つ一つの楽器を手に取って、工作精度や音を確認して点数をつけていきます。

そういった意味では、エステの審査の段階で楽器の良し悪しはほとんど分かってしまうでしょうね。


私も、手に取って音を出せばその楽器のポテンシャルはどのくらいかある程度は分かります。




だけど!

今回は・・・

音に関して、少しでもよく聞こえるように努力するのが、我々演奏者の役目。


自分が担当した楽器が本選に行ったときは、自分のことのように嬉しかったです。
逆に、本選に残れなかった楽器に対しては、申し訳ない気持ちで・・。

でも、皆さん。
また、次の楽器が出来たら見せてくださいね。

楽しみにしています。


そうそう。
金賞は、矢木さんの楽器でした。

おめでとうございます!!

昨日は、ギター文化館設立20周年の式典が行われました。

式典には、ホセ・カーノ氏も来日、来館して挨拶をして、演奏をしました。




ホセさんには、CD音彩を差し上げたときにメッセージを頂いているので、とても感慨深い時間になりました。

制作コンクールの出展者もあつまり、空いている時間には、私が担当する楽器の試奏をしました。

今日から2日間、コンクールです。

どういう楽器があるかまだ全ては見ていないので楽しみです。

現代ギター誌の来年の2月号に掲載予定で、記事を書くことになりました。
 
名曲の難所克服というような内容です。
 
取り上げる曲は3曲。
 
魔笛の主題による変奏曲
アストリアス
プレリュード第1番
 
です。
各曲の技術的に難しいかなというところをピンポイントで取り上げていくもので、音楽的なものではなく技術的な視点のみで取り上げます。
 
 
技術がなければ音楽的にも良くすることは困難ですので、記事を書きながら自分でも良い復習の機会になりそうです。
 

イベントでの綿あめの機械です。

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結構簡単に作ることが出来ますが、腕や床はベタベタです。

でも、とても楽しく遊び感覚で作っています。

バロックをテーマにしたCDが発売されました。
早速、聴きましたがやはりいくつも勉強になります。

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皆さんも是非!

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