2012年06月

今日は、ギター文化館でフリーコンサートが行われました。

フリーコンサートは年6回行われています。
各回、文化館の講師が持ち回りで担当します。今回が私の担当でした。

さまざまな編成での参加がありました。



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トップバッターはフラダンスです。



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ギターアンサンブルも参加しました。写真はギター文化館のアンサンブルです。



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ギター2重奏です。



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ソロ





みなさんの演奏を聞いて最後に講評をしました。

細かいことは言いませんでしたが、一つアドバイスしたことを今後のフリーコンサートで生かしてもらえたら良いなあと思いました。



最後に私が数曲演奏しました。毎度のこと、自分の写真は自分のカメラで撮っていないので、文化館ブログの写真を引用します。

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曲目は


マリエッタ
ロシータ
エリナーリグビー
フール・オン・ザ・ヒル
ヘイ・ジュ―ド
ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
11月のある日

でした。



また、みなさん頑張ってエントリーして下さい。

今日(日が変わってしまいましたが)、スペインギターコンクールの第1次予選があり、審査員として行ってきました。
 
当コンクールの第1次予選はテープ予選です。
 
 
『テープ』と言っても、カセットテープはほとんどなく、CDーRとMDが多数でした。
 
スペインギターコンクールのテープ審査は、審査員には、各テープの演奏者が誰なのか分からないようになっています。
 
録音媒体にそれぞれ数字が割り当てられ、再生係が数字の順に再生していきます。
 
審査員は、再生係が読み上げる番号だけを聞いて、そして、流れる演奏を聞いて採点します。
ですから、演奏者の名前を伏せて、提出された媒体だけを対象にして点数を付けるので、とても公平な審査になるというわけです。そして、点数を集計し合否が確定してから、やっと名前を照らし合わせてみることが出来るのです。
 
今年のテープ予選の課題曲は、ソルの20のエチュード(セゴビア選集)から第2番でした。ハ長調のアルペジオの短い曲ですね。
この曲は、和声進行も古典時代の基本的なもので、シンプルなものでもあるからとても審査がしやすいものでした。ハ長調内での各和音の強弱など進行上できちんとしていなければ、かなり厳しい審査を下されることになります。また、演奏者によってテンポにかなり差があるというのも、得点に影響が多少はあったと言えそうです。
 
 
今回は78名の応募があり、第2次予選に進んだのは43名となりました。
 
約半数は通過出来なかったことになりますから、例年以上に厳しい予選となったと言うべきだと思います。
それから、シンプルな曲であるから、ちょっとの解釈(理論的に)のおかしいところなどがあると、即点数に影響してしまうということもあったということが言えると思いました。
 
ここでは、演奏内容や合否について詳しくは触れることは出来ませんので、通知が届くのを楽しみにして下さい。
 
では、審査をしていて、感じたことを書きます。
 
大きな点で気がついたこと・・・
 
* ミスがあること
* 録音環境(状態)
* ファイル形式の注意等
 
 
冒頭でも書いたように、テープ予選では審査員は演奏者の名前を見ることもなく、純粋に再生機から流れる音だけを聞いて点数を付けます。
応募した方の中には、「これまで入賞していて自分の名前を覚えてもらっているから大丈夫だろう!」なんて思っている人はいませんか?もちろん、これは、審査員のレッスンをうけたこともあるから大丈夫だろうという気持ちを持つことも同様ですが、先に述べたように、私たちは名前を見ずに聴いて採点します。
ですので、第1次だから簡単だとか、前にも出たことがあるから余裕だ、なんて思っていると想定外の結果が待っているということもあり得ますから注意して準備してください。
 
 
では・・・
 
 
 
まず、1つ目の「ミスがあること」です。
録音を聞いていて、何人もの演奏者がミスをしていることに気が付きました。
それも、少しだけ音がかすれたというものではなく、明らかに音が違っていたり、音が出ていなかったりしています。それから、極度に速すぎたり遅すぎたりするのも、曲の解釈としての大きなミスとして捉えられてしまいます。あと、数人ですが、チューニングが合っていなかったのもありました。
録音は、舞台での1発勝負ではなく何度も録り直しが出来ますので、以上のことは、特に気を付けて欲しいと思いました。
 
 
次に2つ目の録音環境(状態)です。
いくつか、というより、かなり多くの録音は良い環境で録音したとは言えないと思いました。
静かな空間で録るということは言うまでもないと思いますが、気をつけた方が良いと思ったのは、音量や雑音のことも気にするということです。数本ですが、再生機の音量を最大にしてやっと聞こえる程度の小さな音で入っているものがありました。
また、逆もありました。
非常に良い録音は、「ひょっとしてレコーディングスタジオで録ったかな。」とも感じるクリアで綺麗な音で入っているのもありました。やはり、綺麗な録音状態のものは、聴いていて気持ちの良いものです。
最近は高性能のICレコーダもあります。録音が非常に手軽に出来ますから、色々と試しながら録るとよいと思います。
たとえば、マイクと楽器の距離です。
マイクを近づけると、音量は大きく入りますが、爪や弦を擦る雑音も大きくなります。また打撃音が強く入ります。爪の雑音や打撃音が強く入ると、普通に弾いていても普段よりも荒っぽく聞こえることがあります。
逆に遠ざけると音量が小さくなりますが、前述したような雑音や打撃音は和らぎます。そして、音は全体の響きが要素として濃くなります。
適度な位置を見つけられると、音の輪郭もしっかりとして、かつ、指の動きなどもリアルに入るが、同時に響きもある程度確保できるという、録音条件下でのベストな環境を作り出すことは可能になると思います。
演奏で優劣がつきにくい時は、録音状況も印象として左右される場合があります。きちんとした録音は、やはり、「きちんと聴いて欲しい」「短い曲でも一生懸命に取り組んでいる」という姿勢がダイレクトに伝わってきます。
これは、録音だけで判断してもらう時では、その演奏だけでなく、いかに真摯に音楽に臨んでいるかという意気込みをアピールする数少ない手段の一つでもあるのです。
 
 
 
最後に、ファイル形式の注意等についてです。
今日、審査していて残念だったのは、録音媒体を再生できない演奏が2つあったことです。どちらもCD-Rでの提出でした。再生機で再生することが出来ず、パソコンで確認してもファイル自体が表示されないという状態でした。
応募するときは、送る前に必ずご自身でチェックして聴いてから送って欲しいと思いました。予選では再生はパソコンを使っていません。再生機で鳴らなかったため別室のパソコンでチェックもしましたが、ファイルが表示されませんでした。送付前にチェックするときはパソコンではなく、ステレオなどの再生機でチェックすることをお勧めします。
送ったご本人は、大丈夫と思って送ったことと思います。再生されなかったことはご本人のミスではないかもしれませんが、まれにCD-Rが不良品のこともあります。私もCDーRの不良品は結構見てきています。それから、ファイル変換するときにエラーが生じていることもあり得ます。
  
以上、長くなりましたが、第1次予選を終えての感想でした。
 
 
 
 
 
 

明日は、スペインギターコンクールのテープ予選です。
 
 
 
曲は、ソル作曲の20のエチュードから第2番です。
 
 
エチュードですので、比較的みる箇所は分かりやすいかと思いますが、第2番はそんなに難しくない曲なので、差が出にくいのかなとも思います。
 
明日、じっくりやってきます。
 
 
 
 
 

おとといの夜中・・


寝る前に携帯を見ると・・



「なんじゃ~こりゃ~!!」


と言える状況になってしまいました。

真っ暗です。


明日からどうしよう・・・






悩みました。


というか、

困りました。

まあ、翌日になれば、もとに戻るでしょう・・・と思い、ふて腐れて寝てしまいました。



翌朝・・・

やはり・・
ダメか・・・。


落ち込みました。

大事なアイちゃん。


朝一で必要なところに駆け込みました。

だけど、解決策は見つからず。

帰宅して、今度はアイちゃんに電話・・。

2時間ほど話をしていろいろと試しましたが、

やはり、

ダメでした。




いろいろと話を聞いていて、あるところに行く必要が出ました。

午後一で、そこに向かい・・・



やっと解決!


だけど、
肝心のバックアップをしていなかったため・・

データは消失。


新しいアイちゃん。


『iphone4S』

貰ったのは良いものの、電話番号とメールアドレスは帰らぬものとなりました。


というわけで、これまでに連絡帳に入ってた人に会うと連絡先を改めて聞いています。
会った時には再度連絡先を聞くことになりますが、どうぞお許しを。


データをバックアップしようと思いながら先延ばしにしていましたが、みなさんもバックアップは是非お早めに!!

石岡市に行って、生徒さんと友人の方と田植えをしてきました。


善光院という寺院があります。

朝、そこの駐車場で集合。


軽トラで近くの田んぼまで移動です。


田んぼは平地ではなく、山の中腹にあるような棚田。田んぼに入るとその棚田の一つも大きく見えます。


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田植えははじめての経験です。

手で植えていきますが、その準備として、苗を植える間隔を計るための下準備をしているところです。


そして下の写真は、育ててある苗。

これを籠に入れて、それから一本ずつ小分けしていきました。


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手で一本ずつ植えていくのは楽しかったですね。

水の中の土に指で穴をあけてそこに苗の根を植え付けていきます。


ギタリストが田植え・・・


ワイルドだろ~~。

^^


別に指を鍛えるためにやったわけではありません。

自分で植えた米が見てみたい。
食べてみたい。


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このような自然いっぱいな所でのんびりと作業するのはとても気持ちが良いですね。

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