2012年02月

日が変わりましたが、24日、新宿で濱田滋郎先生の喜寿をお祝いするパーティが開かれ、出席させていただきました。

多くの音楽・ギター関係者が集まっていましたね。

濱田先生には、これからも元気にギター界を指導していただけたらと思います。

ほんの少しだけ濱田先生と直接お話をする時間が持てました。

その話で出た内容はCD「音彩」のこと。

「あの録音はあなたがやってくれて本当に良かった。」

と言葉をかけていただきました。
非常に感激する言葉をかけていただき、恐縮するとともにとても嬉しかったです。


濱田先生とは、小さい頃に知り合いました。

私が中学の頃、山梨県北杜市の清里高原で毎年秋にジャパンペンション&カントリーインの主催でフィールドコンサートが行われ、招待をいただき演奏しました。以来、13年間にわたってほぼ毎年演奏させていただきました。
そこで初めて演奏した時に、観客席に濱田先生がいらしていたのです。確かその時は野外の舞台での演奏でした。秋の清里の夜は冷え込みます。

清里では、妹・昌子との2重奏でいつも演奏していました。

当時、中学と小学の私と妹で、カルリのロンドや、スペインのホタ他を演奏しましたが、その時、濱田先生に褒めていただいたのを今でも覚えています。
そして、濱田先生も覚えていらして下さったようで、私たちの最初のアルバム「ファースト・インプレッション」の解説をいただいた時には、そのことも少し触れてありました。

もう20年以上前のことですね。

なんだか、つい先日のようです。

また、これからも頑張っていこうと思うことが出来た時間になりました。

現代ギター誌で担当したテクニックレシピも最終回を迎えました。

全4回で右手のアルアイレについて簡単に述べてきましたが、今回も動画で解説をしていますのでどうぞご覧ください。


 http://www.youtube.com/watch?v=gYsYVy0EvqM

http://www.youtube.com/watch?v=SuVe1cexZLI


今回は、前半と後半の2つに分割されています。
少しでもバルエコ先生からの内容を知って頂けたら嬉しく思います。

しかし、誌面でも動画でも言いましたが、これはバルエコ奏法といってもそのごく一部です。
実際には記事の内容を応用させたり、アポヤンドも多用しますしそれらのコンビネーションもあります。左手についても山ほど検証する箇所があり、また、曲によってもさまざまな課題が出てきます。
運指や歌い方など総合的にみてバルエコ奏法と呼ぶものです。

これらを理解して感じ取っていくには長年の修練と観察が必要と思います。

ご興味のある方はどうぞご遠慮なくご連絡ください。

あ、ただ、内容はレッスンの中でやりますので。
^^

A.R.C.のコンサートがギター文化館で行われます。

3月11日(日)
15時開演

です。

今回は、ピアソラとトロイロの曲で半分ほどを構成しています。

ご都合がよろしければ、是非お越しくださいませ。

よろしくお願いします。

明日17日、池袋のイタリアンレストラン、オリーブダイニングにてライブを行います。食事つきです。

http://r.gnavi.co.jp/a075800/


プログラムは

和田麻記子(ヴァイオリン)、角圭司(ギター)
ギターソロ
魔笛の主題による変奏曲(ソル)

ヴァイオリン&ギター
ツァルダッシュ(モンティ)
ブラジル風バッハ第5番よりアリア(ヴィラ・ロボス)

ギターソロ
大聖堂(バリオス)

ヴァイオリン&ギター
タンゴの歴史(ピアソラ)
*ボーデル1900
*カフェ1930
*ナイトクラブ1960
*現代のコンサート

です。
どうぞご来場くださいませ。

昨日は、ヴァイオリニストとリハをやったあと、ホマドリームで雑誌に掲載している編曲の録音でした。ビゼーの真珠とりです。

録音前は、時間があったのでアウラに寄って3月20日に使用させていただく楽器の試奏をさせていただきました。


イメージ 1



左からハウザー(1929)、サントス(1921)、ドミンゴ(1931)です。サントスとドミンゴはギター文化館のそれらとやはりスタイルが似ていますね。
しかし、面白かったのはハウザー。

トーレスモデルのハウザーなんです。

良く聴くようなハウザーの音ではなく、明るい感じの音がしましたね。だけどハウザーの特徴はそのまま活きている。

ハウザーが古典曲、サントスがタレガ、ドミンゴが大聖堂かなとプログラムの構成をイメージしています。

まだ舞台に出るまでは分かりませんけどね。
どれでどれを弾いてもとても面白そうです。

そして、友人の制作家・佐久間さんの楽器もありましたので弾かせてもらいました。

イメージ 2



松・ハカランダで、表面版はアルカンヘルから譲り受けたものだそうです。
非常にバランスが良く、音も非常に良かったです。

昨年、佐久間氏にお会いしたときにこの楽器を作っていることは聞いて知っていましたが、出来上がった楽器を拝見したのは久しぶりで、とても嬉しい思いでした。

試奏時間が限られていたのが残念でした。

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