ギター工房に行ってきました。

大震災で不通になっていた常磐道が3月に再開したので、東北道経由をせずに真っ直ぐ仙台まで北上しました。

広野の辺りから高速道路脇に線量計が時折設置されています。

福島県の双葉町は5.6マイクロシーベルトでした。
道路のアスファルトは新しくなっており、PAやSAも新しかったです。

常磐道を北上していく場合は、東北道を経由するよりも45分ほど所要時間が短くなります。
これで再び便利になりました。

さて、今日は、現在使用している楽器の確認作業。

そして、色々と材料などの話題で盛り上がりました。
中でも、ひときわ話に花が咲いたのは・・・”チューリップ・ウッド”
ハカランダ・ロサと言われる木材です。
学名は、ブラジリアンチューリップウッド(Brazilian Tulipwood:Dalbergia frutescens or Dalbergia variabilis)、ハカランダ・ローザ(Jacaranda Rosa)。
チューリップ・ウッドと同じ名前で「イエロー・ポプラ」という木材も有るようですが、これは全く別の材です。

なんでも、非常に希少な木材で、楽器に使えるチューリップ・ウッドは世界的にも非常に稀だそうです。


http://www.rw-bijoux.jp/rare_wood/tyurip.html
三浦さんに見せて貰いましたが、とても綺麗です。

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この材料を目にして・・・「お~!」
という印象。
どちらにしようかな~
なんて(笑)

マーチンが過去に数本この材料でギターを制作したらしいですが、ものすごいビンテージなのだそうです。

実際に手にしてみて、「おお~~!!」
という印象。

イメージ 2


塗るとこんな感じになるのだそう。
鮮やかな色ですね。

昔はヨーロッパの王室などの家具に使われることもあったようです。
なかなか楽器に使えるほどの大きなものは無いようです。
最近ではビリヤードのキューなどには使用されたりしていると聞きました。

ハカランダ系の木であり、とても良い材料ということで、音色も聴いてみたいなあと思いました。

色々と教えて頂き、メモも取りました^^

イメージ 3


こんな素晴らしい材料で出来る楽器・・・。
弾いてみたいものです!!
・・・って(笑)^0^