チープ・トリックの話題を出したので、気に入っている動画を他にもあげます。
 
F1の90年開幕戦アメリカGPでのセナとアレジの戦いです。
ワールドチャンピオンのアイルトン・セナが、新人のジャン・アレジの後ろを走っていますが、セナがアレジをオーバーテイクするシーンです。セナを擁する王者マクラーレン・ホンダに対して、格下のティレルを操るアレジの熱い走りは、観てる人も楽しませてくれました。
 
 
次は、92年のモナコGPでのセナ対マンセルです。
92年は開幕から不振に陥っていたセナとマクラーレン・ホンダ。一方で、開幕5連勝を挙げているナイジェル・マンセル。モナコ初勝利を目指すマンセルは、開幕6戦目でも圧倒的な強さを見せつけていました。
たしかこの年からウィリアムズチームが採用したアクティブサスペンションは強力なもので、他の追随を許さない存在となっていました。
モナコでもマンセルは2位のセナに20秒以上の大差をつけていました。
 
ところが、残り数周で、まさかのホイールトラブル。
マンセルがピットインする間に、セナは1位を奪取。そこからマンセルが驚異の追い上げを見せますが、最後の数周は必死に追い抜こうとするマンセルをセナが抑え込むという、F1史上に残るドッグファイトが行われた闘いです。
 
前にブログで書いたことがあると思いますが、私はなぜか、大きなコンサートがある前はこのビデオを観たくなります。このシーンはセナの追悼番組でも紹介されているのです。
 
 
やはり、92年モナコのドッグファイトは何度みてもすごいと思います。