今日は、実際に私が体験した話です。
私は学生の頃、長期休みを利用してリゾート地でのバイトをいくつかしました。
大学1年の夏休みには、群馬県の草津温泉で約1か月半、寮に泊まり込みでバイトをしました。草津温泉は、無料で入ることが出来る市民ための浴場も15か所ほどあり、さらに、バイトをしていたリゾートホテルでも入浴が出来たので、温泉好きの私にとってはこの上ない環境でした。
温泉街では、空いている時間に毎日散歩をしていたので、湯畑周辺のお土産店の人と知り合いになり、通るたびに温泉まんじゅうをもらったりと、学生生活を満喫していました。
仕事場では、私と同じようにリゾートバイトに来ている学生が何人もいて、仲間意識も働いてか仲良くなり、よくお互いの部屋を行き来したりして遊び仲間にもなっていました。
そんなリゾートバイトですが、滞在していた寮は当時で築30年を越す古い建物でした。
ただ単に古いだけならばなんてことはないのですが、いくつかの部屋のドアには、ノブの周りの板ごと張り替えて交換した跡のあるものがありました。私の部屋のノブはその補修の跡はありませんでしたが、同じ建物では2-3部屋そういう部屋がありました。
後から聞いた話によると、この寮では過去に自殺した人が2-3人いたとのこと。
そして、そのノブの補修をしてある部屋がどうやらそうらしいということでした。
要するに、中から鍵をかけてあるので、外からノブを壊して部屋に入ったのだそうです。その後、ノブの修理をしたので、ノブ周辺には新たな継接ぎの板が貼ってあり、そこに新たなノブが取り付けてあるのだそう。
特に、直接ノブ関係のことで怖いことはなかったのですが、それとは別に、たまに出るという話も聞いていました。ですが、私は霊感などはないと思っているのであまり気にはしていませんでした。
しかし、
ある日のこと、、、、
仕事後、知人たちとも別れて、夜、寝てからのこと・・・
ルームメイトは飲みに行っていて部屋には私一人だけでした。
確か夜も1時や2時くらい。まだ、ルームメイトは帰っていないので、部屋の電気はつけたまま寝ていました。私は2段ベッドの上の段。
しばらくたった頃、人の気配がしました。
私は、ルームメイトが帰って来たのだと思い、特に起きることもなく気にしませんでした。が、しかし・・・
その気配は、下の段のベッドに消えていくわけでもなく、私の横に立っている雰囲気がしていたのです。
それでも、まだ、私はそれがルームメイトだと思っていたので、布団の中でうつらうつらとしながら「まだ起きているのか」と感じていました。
ところが・・・・・
突然!!!
私の両足首を強く握られたのです。しかもかなり強い力で。
ぐっと絞められる、痛みも感じるほどの強さでした。
驚いた私は、飛び起きるように目が覚めました。が、しかし、体が起き上がらないのです。
動かない身体ですが、ベッドの脇に顔を向けてみると・・・
!!!!!!
女の人が立っていて、私を覗き込んでいる!!!
その瞬間は、怖いというよりも驚いたというほうが正しい心理状態だったと思います。
私は「誰??」と大きな声で言いました。
その女性は白かったです。
女性は私を凝視していたのですが、私が大きな声で聞くと、す~っと窓から出て行ったのです。
その様子は、歩いてどかどかと出て行ったのではなく、滑るように移動していきました。
何がなんだかわからなかったのですが、窓から出て行ったことに、私は恐怖をそこで初めて覚えました。
窓から出たことではありません。
コソ泥ならば、窓から逃げることもあり得ますからね。
ただ、
私が恐ろしくなった理由は・・・・・
私の部屋は・・・・・・
寮の3階です。
ベランダもない、窓の外に出たらすぐに落ちてしまう・・・。
ですが、その女性は、窓の外がさも1階のように、真っ直ぐ出ていきました。
動けるようになった私は、ベッドから飛び降りて下の段のベッドを見ました。しかし、やはりルームメイトはまだ帰っていませんでした。
ほかにも、友人がほかの部屋にいたので、友人の部屋を叩き自分に起きたことを話しました。
結局、その日は怖くて自分の部屋には戻ることが出来ませんでした。
その後、私は部屋を変えてもらいました。
今までで経験した唯一の怖かった出来事です。
私は学生の頃、長期休みを利用してリゾート地でのバイトをいくつかしました。
大学1年の夏休みには、群馬県の草津温泉で約1か月半、寮に泊まり込みでバイトをしました。草津温泉は、無料で入ることが出来る市民ための浴場も15か所ほどあり、さらに、バイトをしていたリゾートホテルでも入浴が出来たので、温泉好きの私にとってはこの上ない環境でした。
温泉街では、空いている時間に毎日散歩をしていたので、湯畑周辺のお土産店の人と知り合いになり、通るたびに温泉まんじゅうをもらったりと、学生生活を満喫していました。
仕事場では、私と同じようにリゾートバイトに来ている学生が何人もいて、仲間意識も働いてか仲良くなり、よくお互いの部屋を行き来したりして遊び仲間にもなっていました。
そんなリゾートバイトですが、滞在していた寮は当時で築30年を越す古い建物でした。
ただ単に古いだけならばなんてことはないのですが、いくつかの部屋のドアには、ノブの周りの板ごと張り替えて交換した跡のあるものがありました。私の部屋のノブはその補修の跡はありませんでしたが、同じ建物では2-3部屋そういう部屋がありました。
後から聞いた話によると、この寮では過去に自殺した人が2-3人いたとのこと。
そして、そのノブの補修をしてある部屋がどうやらそうらしいということでした。
要するに、中から鍵をかけてあるので、外からノブを壊して部屋に入ったのだそうです。その後、ノブの修理をしたので、ノブ周辺には新たな継接ぎの板が貼ってあり、そこに新たなノブが取り付けてあるのだそう。
特に、直接ノブ関係のことで怖いことはなかったのですが、それとは別に、たまに出るという話も聞いていました。ですが、私は霊感などはないと思っているのであまり気にはしていませんでした。
しかし、
ある日のこと、、、、
仕事後、知人たちとも別れて、夜、寝てからのこと・・・
ルームメイトは飲みに行っていて部屋には私一人だけでした。
確か夜も1時や2時くらい。まだ、ルームメイトは帰っていないので、部屋の電気はつけたまま寝ていました。私は2段ベッドの上の段。
しばらくたった頃、人の気配がしました。
私は、ルームメイトが帰って来たのだと思い、特に起きることもなく気にしませんでした。が、しかし・・・
その気配は、下の段のベッドに消えていくわけでもなく、私の横に立っている雰囲気がしていたのです。
それでも、まだ、私はそれがルームメイトだと思っていたので、布団の中でうつらうつらとしながら「まだ起きているのか」と感じていました。
ところが・・・・・
突然!!!
私の両足首を強く握られたのです。しかもかなり強い力で。
ぐっと絞められる、痛みも感じるほどの強さでした。
驚いた私は、飛び起きるように目が覚めました。が、しかし、体が起き上がらないのです。
動かない身体ですが、ベッドの脇に顔を向けてみると・・・
!!!!!!
女の人が立っていて、私を覗き込んでいる!!!
その瞬間は、怖いというよりも驚いたというほうが正しい心理状態だったと思います。
私は「誰??」と大きな声で言いました。
その女性は白かったです。
女性は私を凝視していたのですが、私が大きな声で聞くと、す~っと窓から出て行ったのです。
その様子は、歩いてどかどかと出て行ったのではなく、滑るように移動していきました。
何がなんだかわからなかったのですが、窓から出て行ったことに、私は恐怖をそこで初めて覚えました。
窓から出たことではありません。
コソ泥ならば、窓から逃げることもあり得ますからね。
ただ、
私が恐ろしくなった理由は・・・・・
私の部屋は・・・・・・
寮の3階です。
ベランダもない、窓の外に出たらすぐに落ちてしまう・・・。
ですが、その女性は、窓の外がさも1階のように、真っ直ぐ出ていきました。
動けるようになった私は、ベッドから飛び降りて下の段のベッドを見ました。しかし、やはりルームメイトはまだ帰っていませんでした。
ほかにも、友人がほかの部屋にいたので、友人の部屋を叩き自分に起きたことを話しました。
結局、その日は怖くて自分の部屋には戻ることが出来ませんでした。
その後、私は部屋を変えてもらいました。
今までで経験した唯一の怖かった出来事です。