今日つくばのギャラリー&カフェ柏屋にいって来ました。ここは世界的に活躍されているキルト制作家の岡崎さんのギャラリーです。

ここで5月27日にギターコンサートを行います。

内容は北海道のギタリスト、宮下祥子さんとのコラボで、私のソロ、宮下さんのソロ、そして、2重奏でレイ・ゲーラ作曲のロス・カミーノス組曲を演奏します。これは、私が在米中に委嘱した作品です。

この曲を委嘱した経過をすこし書きましょう。

在米中にアウローラ・ギターカルテットというグループで活動もしていましたが、そのときのメンバーがラファエル・パドロンといって、キューバ人のメンバーがいました。彼はアメリカ時代のベストフレンドです。3年間一緒に演奏し、お互いに食事に誘い合い、旅行し、遊んだのでかなり長い時間を一緒にすごしたメンバーでした。彼が、マイアミに引っ越すことになって、引越しの手伝いに行き、送り出すときは本当にさびしかったです。

彼がマイアミに行ってからも遊びにいったりして連絡を取り合っていましたが、あるとき彼とレイ・ゲーラが知り合いだということを知りました。そこで、駄目もとで「作曲を依頼できないかな、、」と冗談半分で話していたら、聞いてくれて、「是非に」という返事をもらえたんです。

そして、ラファエルの紹介ということもあったので、「スペシャル・バージョン」で作ってあげるということになりました。こちらの希望としては、キューバのいろいろなリズムを取り入れてほしいということを要望したので、組曲として5つのスタイルのキューバ音楽が盛り込まれる形になったんです。

皆様おたのしみに!!
http://www.geocities.jp/kcsumi/index.html