2011年09月

10月28日(金)に、東京都豊島区現代ギター社GGサロンで東京ギターカルテットのコンサートを行います。


コンサートの宣伝用のビデオを昨日収録しました。youtubeで公開になっていますので、ぜひご覧になってください。


http://www.youtube.com/watch?v=oW8EiL5THyo



コンサートも是非足を運んでいただけたら嬉しく思います。

数年前、演奏風景をyoutubeにアップしていましたが、一旦、削除していました。


しかし、再アップのリクエストがありましたので、アップロードしました。

今日、再アップしたのは4つです。

リベルタンゴ
http://www.youtube.com/watch?v=FtLZFBchtO0

ロドリーゴ
http://www.youtube.com/watch?v=Vt7BmFhPnCU

ブリテン
chinese songs より
http://www.youtube.com/watch?v=rzCxqlXMFJk

魔笛の主題による変奏曲
http://www.youtube.com/watch?v=I8OxVtyiAy4

です。

また、少しずつ増やしていきたいと思います。

今日は、実際に私が体験した話です。

私は学生の頃、長期休みを利用してリゾート地でのバイトをいくつかしました。

大学1年の夏休みには、群馬県の草津温泉で約1か月半、寮に泊まり込みでバイトをしました。草津温泉は、無料で入ることが出来る市民ための浴場も15か所ほどあり、さらに、バイトをしていたリゾートホテルでも入浴が出来たので、温泉好きの私にとってはこの上ない環境でした。

温泉街では、空いている時間に毎日散歩をしていたので、湯畑周辺のお土産店の人と知り合いになり、通るたびに温泉まんじゅうをもらったりと、学生生活を満喫していました。

仕事場では、私と同じようにリゾートバイトに来ている学生が何人もいて、仲間意識も働いてか仲良くなり、よくお互いの部屋を行き来したりして遊び仲間にもなっていました。

そんなリゾートバイトですが、滞在していた寮は当時で築30年を越す古い建物でした。
ただ単に古いだけならばなんてことはないのですが、いくつかの部屋のドアには、ノブの周りの板ごと張り替えて交換した跡のあるものがありました。私の部屋のノブはその補修の跡はありませんでしたが、同じ建物では2-3部屋そういう部屋がありました。

後から聞いた話によると、この寮では過去に自殺した人が2-3人いたとのこと。
そして、そのノブの補修をしてある部屋がどうやらそうらしいということでした。

要するに、中から鍵をかけてあるので、外からノブを壊して部屋に入ったのだそうです。その後、ノブの修理をしたので、ノブ周辺には新たな継接ぎの板が貼ってあり、そこに新たなノブが取り付けてあるのだそう。

特に、直接ノブ関係のことで怖いことはなかったのですが、それとは別に、たまに出るという話も聞いていました。ですが、私は霊感などはないと思っているのであまり気にはしていませんでした。

しかし、

ある日のこと、、、、



仕事後、知人たちとも別れて、夜、寝てからのこと・・・

 


ルームメイトは飲みに行っていて部屋には私一人だけでした。

確か夜も1時や2時くらい。まだ、ルームメイトは帰っていないので、部屋の電気はつけたまま寝ていました。私は2段ベッドの上の段。


しばらくたった頃、人の気配がしました。

私は、ルームメイトが帰って来たのだと思い、特に起きることもなく気にしませんでした。が、しかし・・・




その気配は、下の段のベッドに消えていくわけでもなく、私の横に立っている雰囲気がしていたのです。

それでも、まだ、私はそれがルームメイトだと思っていたので、布団の中でうつらうつらとしながら「まだ起きているのか」と感じていました。

ところが・・・・・





突然!!!







私の両足首を強く握られたのです。しかもかなり強い力で。

ぐっと絞められる、痛みも感じるほどの強さでした。

驚いた私は、飛び起きるように目が覚めました。が、しかし、体が起き上がらないのです。

動かない身体ですが、ベッドの脇に顔を向けてみると・・・





!!!!!!

女の人が立っていて、私を覗き込んでいる!!!




その瞬間は、怖いというよりも驚いたというほうが正しい心理状態だったと思います。

私は「誰??」と大きな声で言いました。




その女性は白かったです。
女性は私を凝視していたのですが、私が大きな声で聞くと、す~っと窓から出て行ったのです。
その様子は、歩いてどかどかと出て行ったのではなく、滑るように移動していきました。


何がなんだかわからなかったのですが、窓から出て行ったことに、私は恐怖をそこで初めて覚えました。



窓から出たことではありません。
コソ泥ならば、窓から逃げることもあり得ますからね。



ただ、
私が恐ろしくなった理由は・・・・・






私の部屋は・・・・・・

寮の3階です。
ベランダもない、窓の外に出たらすぐに落ちてしまう・・・。

ですが、その女性は、窓の外がさも1階のように、真っ直ぐ出ていきました。




動けるようになった私は、ベッドから飛び降りて下の段のベッドを見ました。しかし、やはりルームメイトはまだ帰っていませんでした。
ほかにも、友人がほかの部屋にいたので、友人の部屋を叩き自分に起きたことを話しました。

結局、その日は怖くて自分の部屋には戻ることが出来ませんでした。


その後、私は部屋を変えてもらいました。


今までで経験した唯一の怖かった出来事です。

来年の予定ですが、少しだけ決まりました。

2012年4月22日 つくばギターアンサンブルフェスティバル つくば市カピオホール

同5月20日 尾尻雅弘&角圭司 ギターコンサート 石岡市ギター文化館

尾尻先生との演奏は、2008年以来でしょうか。
前に演奏したときは、グラシアに収録しているレイ・ゲーラの組曲「道」全曲と夕暮れを演奏しました。

その時は、私のリサイタルでの共演でしたので2重奏はそのくらいでしたが、今度は、ジョイント形式なので2重奏が増えることになると思います。

2重奏もやりたい曲がいくつもあるので楽しみです。


おっと、その前にギター文化館では、今年の12月4日にリサイタルを行いますのでよろしくお願いします。

羽衣伝説は山形や秋田でも気に入っていただけたので、また12月も演奏しようかと思っています。ただ、今度はショートバージョンではなく・・・。

^^/"

大きな演奏がある前にはセナの映像を見るという習慣が私についていますが、私が未だにセナが好きなのには理由があります。

それは、少しでも良い成績を出すためにひたむきであること。
そして素直であること。


私が初めてF1を観たのは91年のベルギーグランプリ。
しかし、そこで好きになったドライバーは鉄人と言われたリカルド・パトレーゼでした。パトレーゼは安定感のある走りをするドライバーでしたが、このベルギーでは、予選17位から徐々に入賞圏内に入っていった走りをしました。

それ以来、パトレーゼのことが大好きになりました。ウィリアムズではマンセルがとても目立っていましたが、地味ながら、92年から採用して圧倒的な強さを発揮したアクティブサスを開発したのはパトレーゼの尽力が大きかったと専門誌で読んだ記憶があります。

あと、ベルギーで衝撃的だったのは、そこでデビューをしたミハエル・シューマッハ。トップチームではないジョーダングランプリからデビューしたにも関わらず、デビュー戦予選いきなりの7位。本戦ではリタイヤしてしまいましたが、強烈でしたね。

そして、そういうドライバーたちをおさえて圧倒的な強さで勝ったのがセナだったのです。
当時、セナは非常に強く、マクラーレンホンダとの相性もとても良かったと感じましたが、それゆえに、セナをあまり応援していませんでした。

しかし、92年のモナコグランプリで、圧倒的な強さのウィリアムズルノーのマンセルを押さえきって勝った時にセナの虜になってしまったのです。

それから、93年の南アフリカでのセナの貴神のような走りや、ブラジルでの鋭い判断力などをみていると、単に速いだけでなくその裏では、常に研究し修練し上を目指すという姿勢が見えてきて、大ファンになってしまったのです。

そして単なる偶然ですが、私が自動車免許を取得したのがなんと94年5月1日・・。
そう、あのイモラでセナが散った日です。
免許センターからの帰りの電車で、向かいに座っている乗客がスポーツ新聞を広げていて、そこにセナの記事が大きく出ていたのを見たときには、唖然としました。

その当時のニュースを伝えるライブでの速報です。
http://www.youtube.com/watch?v=hihC6BmPee8

その後、F1界を背負っていったシューマッハがイモラでセナにならぶ41勝を挙げたときのインタビューは心を打ちました。

http://www.youtube.com/watch?v=GkUu1w4V_Vg&feature=related

インタビューは英語ですが、とても感動的なインタビューです。

セナが事故を起こした時に真後ろを走行していたのがミハエル・シューマッハ。時速300キロ超で目の前で起きたことはきっと忘れられないという言葉では済まない重圧を感じたと思います。それは、シューマッハがレースを始めたきっかけがセナだったということからも推測できます。



シューマッハがインタビューに応えきれなくなったときに、横からミカ・ハッキネンが自分に質問をするように促したことも感動的でした。しかし、ハッキネンもセナの元チームメイト。ハッキネンも言葉が出なくなって、さらにラルフ・シューマッハに振ります。そして、ラルフが淡々と答えていく様子は素晴らしいと思いました。

http://www.youtube.com/watch?v=dUxYoZlROZg&feature=related


そんな彼らが尊敬してやまないセナ。


ひたむきな雄姿をみていると、わずかだけでも見習わらないといけないなあと思うんですね。
そして、単なる天才ではないと思うからこそ、好きなのです。

なんだか、少し変かもしれませんが、きっと、これからも演奏会前には、セナの映像を見たくなるんじゃないかなと思ってます。

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