2011年05月

ギター文化館の銘器の録音にあたって、楽器を弾きこんで特徴を掴むために時間があるときに文化館に通っています。

今日も行ってきました。

録音は、来館者の視聴のために、弾ける状態のものはすべて録音する予定ですが、その中からカーノコレクションであるトーレスやサントス・エルナンデス、マヌエル・ラミレス、ドミンゴ・エステーソ、マルセロ・バルベロの5本をCDに収録する方針です。

この5本は、すべて1930年代以前の楽器であることから、いろいろとリサーチをしていった結果、ガット弦で弾いてみたいと思うようになりました。ナイロン弦で弾くのも現代という時代に沿っているのですが、せっかく銘器を弾いて録音するならば、ある程度のこだわりを持ちたいと思ったのがきっかけです。

上記の5本はそれなりに系統にちなんで選んでおり、選曲もおおよそその時代の曲から選んでいます。

各曲がどの楽器で弾くのが適しているかを吟味しているうちに、当時の音とはどんなものだったのかな?という素朴な疑問が湧き始め、それならば、当時の音を出来る限り再現できる環境にして演奏してみたいと思ったわけです。

ナイロン弦の歴史も調べてみると、初めて発売されたのが1954年にオーガスチンから商品化されたものらしいので、おそらくガット弦は50年代後半くらいまでは普通に使われていたのではないかという推測も出来ます。

さらに調べてみると、上記5本の楽器の制作された頃は、調弦のピッチも標準がA=435だったようなので、それで調弦して弾いてみると、とても素晴らしい響きが楽器から出てきました。

弾いているだけで、写真で見ているような1900年代前半の車や、人々の様子、街の様子などが、目の前に広がってきました。

ピアノも、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンの時代では楽器の音が全く違いますが、ギターも当時の環境に出来るだけ近づけることによって、音にも明らかな違いが生まれます。


一緒に行った生徒さんにも、トーレスやバルベロなどを弾いてもらいましたが、やはり違いは明らかでした。


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夏には、とても楽しく録音が出来そうで楽しみです。


そして、そのほかに今年は大きな仕事が2つあります。

一つは、マスタークラスビデオの制作。もう一つは、、、、「ドラクエ」です。

この二つは、内容が非常に緻密になっていくと思いますので、随時、進行しながら紹介していきます。


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マスタークラスのビデオについては、オンラインでというのを基軸にしていますが、出来上がったら画期的なものになるのではないかとわくわくしています。

ドラクエは、まだまだ話がでたばかりなので、詰めていくのはこれからなのですが、現況では、迅速に編曲を終わらせる必要が出てきました。


皆様、是非お楽しみにしていてください!!

中学の頃、ドラゴンクエストに熱中し、ドラクエの音楽をゲームで聴くだけでなくギターで弾いてみたくなり、ギター2重奏に編曲をしていました。それが、私の初めて編曲をした曲と、編曲を始めたきっかけです。


ギターソロ版も編曲してみようとしばらく前に取り掛かっており、途中まで編曲したところで、他の編曲やCD制作などあった為中断していました。

そして、今、またその続きの編曲に取り掛かっています。

現在、編曲しなければならない曲をざっとあげても、アンサンブル3曲、アストリアス(ソロ)などあります。今日、空き時間があるので最初に仕上げなければいけないアストリアスを編曲しようとおもうと、、

ファイルを自宅から持ってくるのを忘れました。

時間を持て余していてももったいないので、早速ドラクエのこれまでの編曲を見直し、そして、次の楽章「ダンジョン」に取り掛かりながらCDを聴いています。

しかし、



CDを聴いていると、中学の頃、ドラクエに熱中していた頃を思い出し、回想に耽っていました。

ドラクエは、おそらく幅広い年代で親しまれてきているゲームだと思います。普段、そんなにゲームをしない私ですが、ドラクエだけははまっていました。
その中でも

「ドラクエ掘

この楽曲は大好きです。


そのゲームでは、パーティを組めるようになり、名前も自在に付けることが出来るようになりました。おそらく自分の名前を付けて旅に出た人も多かった事だと思います。

そして、自分もその一人。


ただ、勇者には自分の名前は付けず、僧侶に自分の名前を付けていました。

ちなみに他のキャラクターに付けていた名前と基本パーティは、、、

勇者:よしつね
戦士:ためとも
僧侶:すみ
商人:忘れました・・


でしたね。勇者にはどうしても自分の名前を付ける気にはならなくて、、。まあ、ただこれには自分なりの策があり、僧侶でレベル20になったら早速賢者に転職し、魔法使いと僧侶の呪文をすべて覚えて、MPが大きくなったところで、武道家に再転職。

自分なりに最強のキャラだと思い込んで一生懸命レベルアップすべく、奮闘していましたね。


それにしても、勇者と戦士の名前は我ながら良く似合っている名前を付けていた気がします。


まあ、あまりこんな話を思い出して書いてもしょうがないのですがね。^^


で、ドラクエ靴硫山擇詫靴咾里燭瓩吠垓覆靴討い襪錣韻任呂覆い里任△蠅泙后


そのうち、先が見えてきましたら、紹介します!

コンサートのお知らせをしたいと思います。


6月5日  ギター文化館 フリーコンサートゲスト演奏

6月10日 A.R.Cライブ  横浜市石川町 外交官の家 
        http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/gaikoukan.html
  
6月24日 A.R.C.ライブ 東京豊島区池袋 オリーブダイニング
        演奏20時~21時 4500円(1ドリンク・食事・チャージ込)ご予約03-3986-2578

6月26日 A.R.C.ライブ 茨城県小美玉市小川文化センターアピオス
        http://apios.city.omitama.lg.jp/?page_id=3119

7月10日 角圭司プロデュース ギター2重奏ライブ! つくば市ふれあいプラザ

7月18日 チャリティーギターコンサート 竜ヶ崎市「おくら」多目的ホール

7月31日 A.R.C.ライブコンサート ギター文化館


 7月31日のA.R.C.のコンサートは本来3月13日の予定で、旗揚げ公演のはずでしたが、地震のため延期となってしまいこの日に実現となりました。3月13日でのチケットのお持ちの方は、同チケットで7月31日の振り替え公演にて代用することが出来ますのでどうぞよろしくお願いいたします。
 旗揚げ公演の前に、すでにA.R.C.のライブは行われるのですが、どの公演でも是非いらしてください。

 ギターソロとは、違った雰囲気で楽しめるかと思いますよ。
       

マリア・エステル・グスマンのコンサートがギター文化館で行われました。


代表が所用で、開演まで不在のため、私が準備のお手伝いをしました。


自宅をでてからまず石岡駅に、マリアエステルと共演するピアニスト高木洋子さんを迎えに行きました。

マリアエステルは、3月、スペインに私が演奏とコンクールの審査で行った際、サンティステバン国際ギターコンクールの審査でご一緒しました。また、昨年の11月もスペインでのツアーでは長い日にちを一緒にまわったので、懐かしい再会といったところでしょうか。

プログラムの中でも特に私が好きだったのは、テデスコのギター協奏曲


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この第2楽章は本当にきれいな曲で好きです。基本的に私は、テデスコの楽曲で、2楽章はどれもとてもきれいで良い曲なので好きですね。


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また、是非来てほしいですね。

帰りも石岡駅まで送って、帰宅してきました。

6月26日に、A.R.Cのコンサートが小美玉市小川文化センターで行われますが、昨日、その打ち合わせに行ってきました。

鉾田の付近を通りながら、ホールに向かいましたが、鉾田は震災で非常に震度が強かった地域です。その影響か、私の自宅周辺よりもずっと多くの家屋で瓦が落ちたりしているように思いました。
特に、古い家屋の被害はひどかったように感じました。


さて、6月26日のコンサートですが、タイトルも「ダンゴでタンゴ」で、スローガンのとおり、コンサートでは、飲み物と団子も提供されることになっています。


打合せは、午後2時からあり、音出しも少ししました。その後、ギター文化館に向かい、録音のために、楽器を弾いてきました。昨日は、トーレスとマヌエル・ラミレスで練習。
仕事とはいえ、銘器を思う存分弾かせていただくことが出来るのは、とても嬉しいことです。

あすは、マリア・エステルのコンサートですね。


楽しみです!

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