2011年03月

 今日13日に、ギター文化館にてタンゴトリオ<A.R.C.>のコンサートが予定されておりましたが、地震の影響により延期と決まりました。


 石岡市は、断続的に電気と電話が不通ということで、今朝になってようやくギター文化館と連絡がつき、お知らせが遅くなりました。ギター文化館では、現在も不通状態が続いており、HPでもお知らせが出来ないため、私からもお知らせします。

 お知らせが遅くなりましたことをお詫びさせていただきたく思いますが、どうぞご了承願います。

 延期日程については、決まりましたらまた、お知らせさせていただきます。

 また演奏会場で皆さまと笑顔でお会いできることを願っています。
 

立て続けに、何度も強い地震・・。

皆さま、ご無事でしょうか?


私は、地震発生時、A.R.C.のリハーサル中でした。
練習を中止して帰宅してきましたが、幸い、家は食器などが割れたりはしていましたが、住居や身体への被害はありませんでした。たくさんの方から連絡を頂きありがとうございます。

明日のコンサートについては、ギター文化館と連絡が取れないため分かりませんが、分かり次第、またお知らせいたします。


皆さまもご無事でありますように。

 2月28日からスペインツアーに行ってきました。昨年11月に行って以来、2度目のヨーロッパ・スペインです。今回は、一人での旅でした。今回の目的は2つのコンサートとサンステバン国際ギターコンクールの審査です。


 行きは、フランクフルト経由でマドリッドに向かいました。久しぶりに日本の航空会社を利用しましたが、そのJALのサービスの良さにはとても嬉しい思いをしました。
 ギターを持って搭乗ゲートで座っていると、JALの職員の人が私のところに来て「楽器があると大変ですから、優先搭乗してよろしいですよ」と。
 楽器を持ちこむときにこのようにしてもらったのは初めてでした。今までは、機内に持ち込もうとすることを渋られることがほとんどでした。やはり、不景気でサービスの良さに力を入れていることの表れでしょうか。


 マドリッドに着くと、去年宿泊したホテルと同じホテルに向かい、そこで一泊。

 翌日3月1日は、電車でマドリッドからリナレスに向かいました。


イメージ 1



 片道約3時間の列車の旅です。座席は指定席で、ゆったりと座って行くことができます。しかし発車してすぐに年配のおじさんが、私の席に来て「ここは私の席だ」と言ってきました。もちろんスペイン語で言われていたので、細かい内容までは理解できなかったのですが、席番号が聞き取れたのと、隣の人も私の切符を見せてとジェスチャーで伝えてきたので、ダブっているのかなということが見てとれました。
 結局、そのおじさんは、違う電車に乗るはずだったようで、車掌から適当な空いてる席に座るように促されていました。


 リナレスに着くと、少しだけ街を散策しました。
 前回、タイミングが合わなくて見ることの出来なかったセゴビアの生家を見つけました。


イメージ 2



 現在は、1階には店があり、セゴビアの生家だというプレートが2階付近の壁に貼ってあるだけです。オフの日の午前中には、散歩がてらセゴビアの像まで歩いて行ってきました。コンサートは2日にウベダ、3日にリナレスで行いました。どれも夕方からの予定なので、昼過ぎくらいまでは練習をしたり、散策をしたり・・。


イメージ 3



 リナレスで宿泊したホテルも、前回と同じところでしたので過ごしやすかったです。
 
 ウベダではコンサート後、車で送ってくれたホセ・マヌエル・クエンカ氏の仕事が終わるまで、買い物をしました。やはり、ウベダは建造物群が世界遺産に登録されているだけあって、夕暮れのうす暗くなった時間帯でも街が幻想的でした。


イメージ 4



お土産屋さんの中に、アンティークショップがあったので入ってみると、とても古いカメラを発見。なんでも、19世紀後半のカメラで、きちんと撮ることも出来るという状態のものでしたので、とても気に入って手に入れました。19世紀後半ですから、明治中期くらいということになるかと思いますが、詳細を調べてみようと思います。


 3日は、リナレスでコンサートでしたが、ギターの先生が何人も見に来ていたので、結構緊張しました。しかし、終わった後にはまた来てねと皆が声を掛けてくれたので、ホッとしました。

イメージ 5



ギターの生徒も何人もいる中での演奏なので、とても緊張します(もちろんそうでなくても緊張しますが)。しかし、終わってから、皆が寄ってきてくれるとその緊張から解放された時の安堵の具合が断然増します。これが、演奏が終わった時一番嬉しく感じる瞬間かもしれませんね。


 と、演奏まではこんな具合でした。旅の後半はコンクールです。
それは、また次回に。
 

↑このページのトップヘ