2010年11月

ギター文化館の派遣という形で、11月12日から23日までスペインに演奏に行ってきました。全11泊の工程で演奏と観光の両方があり、連日忙しくも充実した時間を持たせていただくことが出来ました。

一度では紹介することが出来ないので、少しずつ紹介していきます。


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12日はちょうど昼頃の飛行機でアムステルダム経由でマドリッドに向かいました。12日は移動のみで、13日は午後からトレド観光があるのみでしたので、午前はマドリッドの散策をして練習です。


13日の朝は時差ぼけのせいか、6時ころ起床。8時くらいから散歩を兼ねて街を歩いてきました。

ホテルの裏に大きな公園がありましたが、そこには2つの御殿とモニュメントがあります。


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ホテル側から歩いて行くと、最初にガラスの宮殿にたどり着きます。名前のとおり大部分がガラスで覆われています。


そのガラスの宮殿のすぐ近くには、ベラスケスの宮殿があります。

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さらにそこから数分進むとアルフォンソ12世のモニュメントが見えてきます。それにしてもとても広い公園です。アルフォンソのモニュメントの前には池があり、ボートの練習をしている学生がいました。

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公園をまっすぐ歩いて行くだけでも20分くらいは歩いたと思います。ホテル側とは反対から公園から出るとすぐにアルカラ門があります。

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アルカラ門を見た後も少し時間に余裕があったので、さらに足を延ばしてみました。

しばらく行くと大きな交差点に出ましたが、その一角には素晴らしい建築のスペイン銀行がありました。


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ヨーロッパが初めての私にとっては、街のどこを切り取っても絵になると思うと嬉しくなってしまい、初日のマドリッドの散歩だけでも沢山の写真を撮りました。上記の写真のほかには、スペインの国会議事堂、プラド美術館などの前を通ってホテルに戻りました。

午後からは、一緒にスペインを行動するカンパニージャと観光で同行する方々とトレドに行きました。スペインにいくならば、トレドは必ず行ったほうがよいという街だそうです。

マドリッドの主要駅アト-チャ駅から新幹線に乗って30分ちょっとでトレドに着きます。

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トレドの街は全体が城壁で守られている作りになっています。そしてその中に住居や大聖堂などもあります。いわゆる総構えと言ったところでしょうか。

8世紀初頭から400年にわたってイスラム教徒によって支配されユダヤ人とともに歴史が作られたというところなんですね。

街の道は小道がほとんどで車が1台通れるくらいです。

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とてもきれいな街でまるで映画のセットのような気がしてしまいます。
街の中ほどには大聖堂があります。1226年に建築が始まり、1493年に完成したという大聖堂です。中に入ると装飾も素晴らしく(撮影禁止でしたので写真がありません)、奥にはグレコやゴヤの絵もありました。

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帰りも行きと同じく新幹線でマドリッドまで戻ってきました。

それでは、スペイン演奏旅行記2へと続きます。

Petersonのストロボチューナーを手に入れました。


 今まで使っていたチューナーは平均律で調弦をするのですが、このチューナーだとはじめから純正律で調弦されるため、曲を弾き始める前の手間が大分省けます。

 今日手に入ってよかったです。これから今年の残りの演奏にも使えそうです。^^


年末までの演奏予定ですが、

11月14日 マドリッド(スペイン)
11月15日 セビーリャ
11月17日 アルムニエカル
11月18日 アルムニエカル
11月19日 リナレス
12月12日 茨城県石岡市ギター文化館 リサイタル(共演:山田紗果さん Fl)
12月14日 筑西市(共演:加藤麻記子さん Vn)
12月19日 石岡市ギター文化館 クリスマスコンサート

です。

 いよいよスペインでの演奏です。このような貴重な機会を頂き支えていただいている方々や、応援していただいている皆様の期待に応えるためにも頑張ってきます!!

 それから12月には、スペインツアーの報告ということで、ほぼ同じプログラムをギター文化館で弾きます。そこでは、フルートの山田さんとも再び一緒に演奏するので楽しみです。

 それから、14日にはヴァイオリンの加藤さんと久しぶりに一緒に演奏します。

 19日のクリスマスコンサートはギター文化館の講師が集まって演奏をします。私のほかには足立先生、大島先生、小川先生、谷島先生が出演する予定です。さまざまな組み合わせで、ギターだけでなくオカリナやピアノも見られますので是非いらしてください。

 そして、12月20日は、楽しみな会議もあります(個人的な用事で)。いろいろとしたい質問が出来る場であり、待ち遠しいところです。

HPのソフトが調子悪くアップできていないので、ブログにてお知らせをさせていただきました。
帰国したら早めにHPもアップさせたいと思います。

大きな演奏があるときは、演奏の数日前に、なぜか分からないのですがF1のビデオを見てしまうことがあります。

今月に入ってからてんてこ舞いなので、観ることはないと思っていたのですが、やはり、、、無性に観たくなり観ました。

観たのは、1992年F1第6戦モナコグランプリですが、そのクライマックスではF1史上に残るセナとマンセルの名勝負がありました。(いまだにこのビデオを保管してるんです^^)

その名勝負をyoutubeで見つけましたので貼り付けました。


http://www.youtube.com/watch?v=-srbsKDURp8

レースは終盤までマンセルが圧倒的にリード。
 しかし、残り数週でタイヤに異常が発生しタイヤ交換に入る間にセナがトップに立ちます。タイヤを交換した後はグリップ力が格段上のマンセルが圧倒的に速くセナにあっという間に追いつき、何度も抜こうとオーバーテイクしようとするのですが、セナも技術で抜かせないのです。
 さらに、コースはモンテカルロ。市街地コースで道幅が狭いため、時速200キロ以上で走る2台が接近するまさにドッグファイトです。

この様に死力を尽くして戦っている姿を見ると、励まされ自分もやる気が出てくるのです。

やはり、今回も観てしまいました。

^^

大田区の下丸子まで演奏に行ってきました。

今月、スペインツアーでお世話になる手塚先生率いるカンパニージャのコンサートでご一緒させていただき、ソロで3曲演奏をさせていただきました。

スペインでは5か所で演奏の機会を与えていただくことになっていますが、今日がその前哨戦といいましょうか。

良い調子で、向かうことが出来そうです。

マリア・エステルさんとも少しだけ話しました。
ただ、これまでに覚えてきたスペイン語というと、、、言ったらパンチが飛んできそうな言葉ばかり。
在米中、もうちょっと普通のスペイン語を教えてもらっておけばよかった・・・。

ただ、マリアさんは、英語もOKだということで一安心。


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スペインへの推薦と派遣をしていただくギター文化館の木下代表も見え、一緒に打ち上げに。

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どの国の言葉もそうなんですが、悪い言葉って、先に教えたがるし学びたがる。これは、どの国の人にも共通しているのが不思議です。しかもそういう言葉って、ほぼ一度聞いただけで覚えてしまうんですね。

そういえば、先日、アナにクロアチアの言葉を教えてもらいました。
悪い言葉ではありませんよ。

「こんにちは」は「ボク」
「ありがとう」は「フアラ」

だそうです。


今日の打ち上げでは、終電の時間が早いため途中で帰ってきてしまいましたが、マリアさんと撮ったほかに、ピアニストの高木洋子さんとも一緒に撮りました。
高木さんが手にしているのは、彼女が書いた音楽の視点からのスペインのガイドブックです。

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ピアノの音の粒がすごくきれいでした。
ピアノのコンサートをあまり聞いている方ではないんですが、あんなに粒のきらきらした音は、ミドリと一緒に演奏しているマクドナルドの音を聴いて以来かなあという印象で感動しました。

楽しみなスペイン行きになりそうです!

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