2009年07月

月刊現代ギター8月号にありがたいことに沢山載せていただきました。

まず一つ目は、7月号から3ヶ月連載で記事を載せている「レパートリー充実講座」

ヴィラ・ロボスの前奏曲5曲を取り上げています。

今回私が心がけたのは、練習している人や舞台で弾く人が悩みそうな課題をピックアップして、修正・克服するということに焦点をあてたことです。

技術的な点については、他の曲でも応用できることも出来るかと思います。

特に独学でギターをされている方には、練習は時間を沢山かけてやれば出来るようになる、と思う方もいるかもしれませんが、一番大事なのは練習の仕方。


難しいポイントや出来ないポイントを研究してみると、いがいと修正箇所などが見えてくるのです。

もちろん、ある程度時間をかけるのも必要ですが、かけなくて済むものはかけないほうが得です。合理的に練習しないと、時間がもったいないのです。

だから、今回の連載では、原稿を作成する時に、目の前で生徒をレッスンしているように思い浮かべながら書きました。

だから、4ページ分と言っても原稿は一時間ちょっとで書き上げる事ができました。



2つ目は、アナ・ビドビッチのインタビューの記事です。

当日の昼に食事をしたので、その時に軽くインタビューの振りのことも話しておいたので、スムーズに和やかな感じでインタビューが出来ました。

彼女は、凄く気さくで、ジョーク好きです。とても明るい雰囲気でしゃべってたので、インタビューというよりも、対談っぽくなっている感じです。

お楽しみに!!!

大阪の帰路、ずっと雨でした。


東名高速を走っている時に、御殿場のあたりでちょっとしたハプニングが、、。

雨がしとしとと降っていたのですが、なんと目の前の車がスピン!!しかも、一番右側の追い越し車線です。
その車は、車の後部を中央分離帯にぶつけました。その車が中央分離帯にぶつかったことで幸いにも車線はほとんどクリアでした。自分の車は、車線から車半分ほどそらすだけで済みました。

危なかったです。


まあ何事もなく過ぎて、首都高に。
すると、、、、物凄い断続渋滞。。


だめだこりゃ!


とあきらめながら運転していると、四つ木のあたりでようやく流れてきました。


その頃から、太陽が雲の切れ間から見えてきたんですが、、、反対側をみると、、、



虹!!!


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こんなにはっきりしていて、大きな虹は日本でははじめてでした。
本当にでかくて、完全な半円(アーチ)になってました。

周りをみると、、、、車に乗ってる人皆、携帯でパシャパシャやってます。

トラックの運ちゃんもタクシーの運ちゃんも。

渋滞だから撮れたんですね。

「レインボウ渋滞」です。

26日に大阪でリサイタルをやってきました。

阪急服部駅からすぐの大野ホールです。
会場は沢山のお客様にご来場いただき、空いている席もなかったので、満席のようでした。


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皆さんあたたかく迎えてくれて、とても嬉しかったです。
会場もこんな時期なので暑いのは暑いんですが、スタッフの方が何度も温度のことなど気を使っていただいて、空調を調整していただきました。

それでも、演奏者はスポットライトがあるので、意外と暑いんですね。でも、皆様の気持ちが伝わってきて、気持ちよく演奏することが出来ました。


今回はアウラ音楽院の秋葉原教室で隣の部屋同士だったということもあり、今津未央さんという先生が共演と言う形で2重奏もいくつかやりました。

プログラムは次の通りです。

スケルツィーノ・マヤ(ポンセ)
間奏曲(ポンセ)
スケルツィーノ・メヒカーノ(ポンセ)

魔笛の主題による変奏曲(ソル)

アデリータ(タレガ)
アルハンブラの想い出(タレガ)

オペラレビューより「トロヴァトーレ」(メルツ)

ラマンチャの歌(トローバ)

休憩

前奏曲第5番・第2番・第1番(ヴィラ・ロボス)

早春賦(中田章)

ロンドンデリーの歌(スコットランド民謡)

3つのメキシコ民謡

タンゴ・ミロンガ・終曲(プホール)


学生さんも沢山来ていただいていて、それからギターをされている方も沢山来ていただき、とても演奏に気合が入り、自分でも納得のいく内容だった気がします。

でも常に課題はつき物なので、さらに精進していきたいなと思いました。

スタッフの皆様、ご来場いただいた皆様どうもありがとうございました。



。。。



で、その後、時間が少しあったので、共演した今津さんと共に、梅田(大阪)にあるギターバーのグラナダに行きました。ここは、関西のギターのメッカと言っても過言ではないくらい多くのギタリストが訪れるバーだそうです。

自分が伺ってしばらくすると、後から岩崎慎一さんと藤井浩さんが来店し、皆でギター弾きあいっこ大会をしました。

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写真がグラナダで演奏している光景ですが、実際もほとんどこんな感じです。

店内には15名ほども入れば満員と言うところで、演奏するときはスポットを強く当てて、演奏者が浮き上がるような雰囲気になります。

3人でいろいろな曲を弾いてみて、最後にマスターがポンセのエストレリータを歌ってくれて、感激しました。ギターソロでしか聴いたことがなかったんですが、もともとは歌で、聞いたことがなかったのです。

いつかここでライブをやってみたいなあ、と思いました。

最後に全員で写真を撮って帰ってきました。

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26日に大阪でコンサートがあり、そのリハーサルを行いました。

京都の河原町駅で待ち合わせをして、駐車場に向かいましたが、その間に2箇所僕の歴史で大好きな人物のゆかりの場所があったので、パシャリ。

迎えに来てくれた方は、秋葉原教室で隣のレッスン部屋でレッスンしていた方なんですが、まえに少し話をしていたのを覚えていたらしく、

「角さん、歴史すきだったよね。駐車場までいくのに、二ついいところあるけど見ていく??」と言われ、「はい」と即答。



まず一つ目は、河原町駅からさほど遠くないところにある「近江屋跡」
近江屋は幕末時、坂本龍馬が襲撃されたところですね。

現在は石碑しか建っていなくて、跡地には「サークルK」というコンビニがありました。

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ひょっとしたら写真がやたらと小さくて見にくいかも知れません、、。


2箇所目は、、、、なんと「本能寺」!!

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正直ここで、信長のまつわりのある場所に出くわすとは思ってもみませんでした。
来る時に途中で、静岡の西山本門寺に寄ろうと思ってたのですが、首都高が混んでて辞めたんです。その西山本門寺には信長の首塚があるところです。

首塚はまた機会があるときに^^。


あと少しで本番。

頑張ります!

15日から17日まで群馬県前橋市に行ってきました。

今回のツアーはマンドリン奏者の折井清純さんとのジョイント。

15日は煥乎堂ホールでのコンサート。160席ほどのホールでほとんど満員でした。

プログラムは

折井さんのソロで
第1ファンタジア (ムニエル)
ライムライト(チャップリン)

私のソロで
アデリータ(タレガ)
アルハンブラの想い出(タレガ)

前奏曲第5番、2番、3番(ヴィラ・ロボス)

折井さんのマンドラと私のギターで

アルペジョーネソナタ(シューベルト)

休憩

midnight - summer green (アンドウマユコ)

ブーメラン(ブルーワ)

序奏とロンドカプリチョーソ(サン・サ-ンス)

です。

合わせは当日の昼に行い、はい本番という進行。
どの曲も大曲ばかりで難しいのですが、楽しかったです。

本番前に頂いたお弁当です。

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前橋名物の鶏めしです。ちなみに今回のツアーでは鶏めしは1回でした。


一日目は演奏1本で終了。

二日目は午前中から演奏でした。午前は赤城山の裾にある中学校での訪問演奏。

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1時間ほどの演奏会で、場所が体育館です。こんな時期なので体育館は暑い暑い!!
しかも前橋です。日本で指折りの暑い所。汗だくになりながら演奏しました^^

中学生たちは皆静かに一生懸命聴いてくれていたので嬉しかったです。


午後は昼食をとってすぐに演奏。中学校が終わってからまた市街地に戻りました。市役所の近くの大きなビルのロビーでのコンサート。

これも1時間ほどのコンサートです。


それも終わると今度は近くの大きなすし屋でコンサート(ディナーショー)があり、演奏しました。

ここのすし屋の建物が変わっていて、先代までは遊郭だったそうです。そういうことかどういうことか分かりませんが、全てたたみ部屋で、その部屋数が多いこと。

ここに吉良上野介が隠れていて、赤穂浪士が討ち入っても見つからないかも、、、と言える位複雑な間取りの建物でした。

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大広間で演奏し、ここも多くの方にご来場いただきました。80名以上のお客様に来ていただいたようです。


演奏後、ここで寿司をご馳走になりましたが、寿司も普通の寿司とは違ってて、凄く面白かったです。

なんだかアメリカの寿司みたいでした。 握りもオクラ、ナス、アボカドなど、、ベジタリアン寿司みたい。

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二日目の夜は伊香保温泉に宿泊。温泉に浸かって疲れを癒しました。あがった後に試したフットマッサージも気持ちよかったです。10分100円です!

こういうツアーは楽しいですね。

2日で4つもコンサートをやったので、頭は疲れてきましたが、手はどんどん上り調子。弾けば弾くほど良いですね。

演奏が沢山あるのは、嬉しくてありがたいことです。

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