2009年05月

今日は、御茶ノ水のカザルスホールで佐藤弘和さんの作品を集めた作品展が行われました。

これまでに作曲された作品を一挙に披露するという、普段ではなかなかないような企画です。
朝から集合し、沢山リハーサルを行いました。

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舞台は3部構成で、1部がブルーベルギター合奏団を中心として、途中から東京ギターカルテットのメンバーが加わるという構成。

私がブルーベルギター合奏団に加わって参加したのは「水幻譜」。この曲は1999年に成蹊大学ギターソサエティによる委嘱作品。3楽章から成る楽曲で、「水」をテーマとした曲です。
コントラバスもこの曲には組み込まれていて、とても素敵な曲でした。


第2部は佐藤氏のソロと、我々東京ギターカルテットによる演奏です。カルテットでは、「20歳の頃」「やまと幻想」を演奏しました。ちょっと油断すると、とんでもないミスの起きやすい曲なのですが、弾けば弾くほど面白いと思える曲です。


第3部は有志の方も参加し、そして私達も再び参加し全体合奏。私自身アンサンブルはよく演奏するのですが、ほとんどが重奏で、合奏は学生の時以来。久しぶりに新鮮な感じがして楽しかったです。


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アンコールは「東京湾岸高速」。この曲は3月に東京文化会館で行った東京ギターカルテットコンサートのアンコールでも弾きましたが、全員で弾くと迫力も凄い!!

沢山の方々にもご来場頂いて、とても盛況だったと感じました。


終わった後は、皆で打ち上げへ。
大勢で打ち上げになだれ込むのも、なんだか学生の頃を思い出して楽しかったです。

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ブルーベルのメンバーの方たちとも、数年前の合奏アンサンブルフェスティバルの思い出話などでも盛り上がりました。

自分だけのリサイタルも充実していて良いですが、このように皆で力を合わせてコンサートを築くのも、とてもやりがいがあって良いものです。

とても貴重な経験をさせていただいた一日でした。

明日31日は、御茶ノ水のカザルスホールで佐藤弘和作品展があり、そこに出演します。

ソロ、カルテット、合奏と盛りだくさんなので、是非足を運んでみてください。

今来日しているアナ・ビドビッチの右手の弾き方で、興味のある弾き方があったから、明日実践してみます。

動きとしては、ほんのちょっとだけなので、客席からはおそらく分からないと思いますが、弾いている自分にとっては結構劇的な違いで、面白いです。

内容は、、、ちょっと秘密^^

興味のある方は、直接私に聞いてください^^

アウラサロンでトーレスと尾野氏の楽器を使って演奏してきました。

トーレスは1867年の楽器で、糸巻きが木ペグです。木ペグに慣れていない私は、調弦に結構手惑いました。でも音はとても透き通っていてきれいでした。

尾野氏のギターは今年制作された楽器で、トーレスモデルです。

1867年のトーレスの方がボディも小さく、ポジションがなかなか決まらないなあというのが、感想でした。でもしばらく弾いたらかなり面白そうな楽器でした。

先日のギター文化館の銘器コンサートといい、今回のコンサートといい、とても面白い勉強をさせてもらいました。

今月は私にとって結構忙しい月です。

ツアーではないですが、今週は3つ演奏があります。既に2つは無事に終了しましたが、週末には、トーレスと尾野氏の楽器を弾くと言う企画で都内で演奏します。
おかげさまで、24日のチケットは定員に既に達しているようです。

そして、今現代ギター誌の原稿を校正中。7月号から3ヶ月間レパートリー充実講座を受け持つことになりました。

内容はヴィラ・ロボスの前奏曲を取り上げる予定にしています。

お楽しみに!

神奈川県の二俣川でコンサートがありました。

久しぶりの神奈川県での演奏です。横浜から相鉄線に乗って急行で一つ目ですね。相鉄線って初めて乗った気がします。
二俣川駅に隣接しているホールで、100名ほどの響きの良いホールでした。

とても盛り上がったコンサートだったように思います。

次の演奏は24日のアウラサロンです。

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