2007年03月

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物凄いギターを見つけました。アメリカの制作家では既に名の知れ渡っているハンフリーです。



彼は、レイズド・フィンガーボードのギターを作り、大成功をおさめた人です。バイヤーズも同じレイズド形式を取り入れ、良い楽器を作っていますね。サウンドはいかにもアメリカという感じで、スペインやドイツのギターの音とはまた違います。


ハンフリーのこの形式は、ミレニアムモデルといわれています。


桜井ギターでもレイズド・フィンガーボードを採用したギターが最近売りになってますね。


そんなハンフリーですが、このギターはオドロキです。絵を描いてしまったのですから。
さすがにこういう発想は、欧米人ならではかも知れません。でも彼のHPの紹介で、「これは新しい物ではない。ルネッサンスやバロック時代にこういうのがあった」といってます。

みるだけでも、十分楽しめるギターですね。
彼のHPはこちらです。
http://www.thomashumphrey.com/staticVersion/static.html

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5月に私と宮下祥子さんでジョイントコンサートを行います。場所は
25日が東京オペラシティ・近江楽堂
27日がつくば市ギャラリー&カフェ柏屋
です。

写真がそのコンサートのチラシですが、デザインをしたのは大半が家の妻です。私は横から口を出していただけ、、。

なん人もの人に背景の写真に付いて聞かれたので、ちょっと解説します。

この風景を撮ったのはアメリカフロリダ半島からさらに南に行くとキーウェストという島があります。そこに行く途中の道です。(つまり、車で走りながら撮った)
フロリダから小島がたくさん南に連なっており、この列島をKeysといいます。その一番端(南)にあるのがキーウェスト。アメリカ最南端だったと記憶してます。その列島をひたすら橋でつないでいるわけで、その距離、なんと300キロ以上!!

その当時はボルチモアに住んでいたので、そこまでガソリンと食事以外ノンストップで運転しました。ノンストップで約22時間。走行距離は片道2000マイルくらいだから3200キロくらいでしょうか。けっこうしんどかったです。しかしそんなこともあって、日本ではどこに行くにも、「遠い」と感じなくなってしまいました。


で、今回コンサートでメインと自分で設定しているのが、レイ・ゲーラ作曲のロス・カミーノス組曲。(組曲”道”)です。

キーズはもとより、マイアミなども第2のキューバといわれるところなので、この写真を使いました。しかも「道」の写真ですね。さらに、コンサートが5月の下旬。でこの写真を撮ったのが6月上旬。時期も結構近いので、「これだ!!」と思って、この写真にしたのです。ゲーラもキューバ出身で、現在マイアミに住んでいますし。

そんないきさつでこういうデザインになったというわけであります。明日は、どのような過程でゲーラに曲を頼んだかということについて、解説しましょう。では。

今日はギター文化館でミニコンサートを行いました。

そこで、アルカンヘルとロマニロスという楽器を使用して演奏しました。どちらも素晴らしい楽器ですが、タイプも弦の張りの強さも違うので、楽しんで弾く事ができました。

私は少しくらいのサイズの違いはあまり気になりません。なぜなら、、

学生のとき、アンサンブルをやっており、部室にアルトギターからコントラバスギターまでありました。で、どのギターを使ってでもソロの曲ができるか遊びでやっていたことがあるので、コントラバスギターで魔笛を弾いてみたり、などという具合ですので、モデルが違う程度なら、ほとんど大丈夫です。それよりかは、サイズに鈍感といった方がよいでしょうか。

そろそろ、F1開幕戦が始まりますね。楽しみです。

私の教室では、子供も何人もレッスンに来ています。

つくばで教えている小学生の女の子ですが、この子がまた物凄い速さで上達しています。12月にはじめて、もう禁じられた遊びを最後まで譜読みが終わってるんです。

セーハなどの難しい箇所は音がまだ、完全ではありませんが、きちんと指も開き、素晴らしいです。

先が楽しみです。

今日ギター文化館に、アルカンヘルをお持ちのK氏が来ました。

非常につやのある音で、ひとつひとつの音がはっきりとしています。なかなかの楽器です。次回17日、18日のミニコンサートで使わせてもらう予定です。

さらに5月の東京とつくばでのコンサートでも使わせてもらえないかなと相談中。

それが実現すれば、宮下祥子さんもアルカンヘルと使用しているので、アルカンヘル同士でのデュオになりそうです。いまからとても楽しみ。みなさん、是非17日と18日はそのアルカンヘルを見に、ギター文化館にいらしてください!!

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