今日は楽器の話。

現在、三浦隆志さんによってチューリップウッドのギター制作が行われています。

数年前にチューリップウッドで制作頂いた楽器から続いて、再び楽しみな機会に恵まれています。
世界で唯一のチューリップウッドのクラシックギターだった訳ですが、これで相棒?のようにもう一本が生まれようとしています。

ジャカランダの中でも特に珍しいチューリップウッド。チューリップウッドとは通称で、正式にはブラジリアン・ジャカランダ・ロサと呼びます。

今回のチューリップウッドは、一作目の楽器のお披露目コンサートを行った際、色々と調べ物をしていた時にひょんなことから材料を発見し、手に入れました。
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とても綺麗な木です。
そして、型取りしたのがこれ。
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四角の部材から徐々に形が見え始めてくるとワクワクします。

モデルは、部分的にハニカムコアを使用するもので音の出方を良くするため。
伝統的な単板の良さと先進的な技術が混ざる楽しみ。
こういった瞬間に触れていけるのは音楽をする者として最高の楽しみとも感じます。
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三浦さんの工房ではスペインからの最高の部材を使用しているとのこと。
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写真は三浦さんがブログ用にとご提供下さいました。

本当にありがとうございます。
なかなか目にすることの出来ない写真ですね。
私も写真を見ながらワクワクしています。

表板は、これも非常に素晴らしい材料。
これについてはまた。